2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

おひっこし

例のイベントに向け執務室が3倍の広さになった。普段のせせこましい部屋と比べると圧倒的な広さで、 「これでわが軍もあと10年は戦える!」 と思ったのも束の間、バイト軍団が人海戦術で資材を運び込んだおかげで、あっという間に元と変わらない密度になって…

魔法のようなトリック

前回『恋文の技術』を絶賛したけど、だがしかし手紙といえばやっぱり加納朋子なのだ。 駒子シリーズの第二弾。今作もやはり、駒子が日常の中で不思議に思ったことを手紙に書き、それを瀬尾さんが謎解きをするという構造は変わらない。全くの不条理に思えた謎…

マンガいろいろ

ヌイグルメン(2) やっぱり面白い。得意の不条理ギャグではなく、王道のストーリーで真っ向勝負を挑んでいるあたり、唐沢なをき畢生の作品ではないだろうかと思う。 それはそれとしてキミちゃんかわいいかわいい。 もやしもん(8) 今回はビール尽くし。…

車が快適

エアコン効いてるって最高だ。文明の利器だ。その分降りた後にどばっと汗をかくという諸刃の剣でもあるが。 南茅部はコンブの匂いがした。向こうの人と小一時間雑談して荷物を抱えて帰る。もちろん車内は『カレーのちライス』を絶唱。これで半日つぶれるとは…

先を読まない頭脳

5人目の男ついに現る。ぐぎゅう。 この前のサイエンスZEROで、幼稚園児にシュークリームを与え「先生が戻ってくるまで食べるのを我慢したら、もう一つあげるよ」と伝えるという実験をやっていた。結果は一人を除いて全員が食べてしまい*1、先を読む能力は成…

横顔を眺むるの術

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/04/06メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 474回この商品を含むブログ (85件) を見る誰かに対して書いた手紙を通じて、1人の人間に内包されるいろんな人格、仮面の…

非常に惜しい

PCゲームだった高校野球道がニンテンドーDSに移植されたとのこと。 惜しいなあ。というのも、このシリーズには女子野球を舞台にした『高校野球道 Girl's』というのもあって、そちらを移植していたら確実に買っていたと思うから。『栄冠は君に』シリーズで高…

大事なテーマ

どんな作家にも何かしら、その作家にとって大切なテーマがあるもので。 恒川恒太郎とってのそれは「普段我々が生活している現実の、ほんのちょっと先にあるもうひとつの現実」だと理解してきたしそれが好みで読んできたわけだけど、今回のはちょっと拍子抜け…

20年ぶりの日蝕

偶然見れた。 曇っていたおかげですすガラスもなにもなしに目視できた。多分、トカラ列島にいる人よりもよく見えたと思う(皆既日食ではないけど)。 三日月のようにぽっかりと欠けた太陽は、思っていた以上に感動的な姿だった。地球と、太陽と、月と。この…

ある意味でカメラマンだし

で、バリウムですよ。初めてだったので懇切丁寧に説明を受ける。 「この薬が胃の中で発砲します」 「えっ」 「えっ」 「飲んだら発砲するんですか」 「はい。口の中で発砲するといけないのでこの水ですぐ飲み込んでください」 「なにそれこわい」 「えっ」 …

祭り囃子が聞こえる

実際は花火の音だけど、心理的影響は同じ。 ボンボン響く音を聞きながら仕事をしていると、塾の帰り道に祭り囃子が聞こえて 「ああ、世間が祭りの最中にオレは何をしてるんだ」 と激しく憂鬱になったことを思い出す。それに比べたら大分大人になったねえ。 W…

森見ワールド全開

完全にファン向け。 美女と竹林というタイトルには「竹林で美女と乳繰り合う」というメッセージが隠されていると思うがどうか。とはいえ、美女が(本庄まなみを除き)全く出て来ないし乳繰り合うこともしないあたり、さすが森見登美彦といったところだ。 ぐ…

やおい体験

電車に乗ってたら向かいに座っていたいとうせいこう似の男子と山崎まさよし似の男子が、二人で携帯電話の画面を見ていた。ワンセグかなにかを見てるのかな? と思ってたら、せいこう似が自分のイヤホンをまさよし似に片方渡し、体をぴったり寄せるようにして…

こじんまり?

こまけえことは気にすんな! 謎が解けると共に明かされる恐怖。人間の狂気、絶望に追い詰められた末に見いだした逃避にも近い狂気がありありと描き出されている。 ミステリというよりホラーに近いが、元々両方とも似通ったものだ。ただこの本の場合、ホラー…

日本語版発売!?

世界樹の迷宮をけいおん!のメンバーで攻略するつもりだったが早くも挫折。やはりバードがお荷物なので、ついに唯をパーティーから外してしまった。主人公不在のパーティーなんて・・・意外と楽しいから困る(笑) ソードマンの律は固定*1で他のメンバーを一…

疲れが見えてきた

とりあえず明日は早く帰れそう。今のうちに床屋に行かなくては。3連休のうち2日は休めるのでガッツリ寝よう。バイトも早く入りそうだし、あと1週間ほど準備に専念すれば少しは楽になりそうだ。 この状況で週明けに健康診断は厳しい。健康でも引っかかるの…

直木賞受賞作発表

まさか北村薫が受賞するとは・・・。候補になりながら永遠に受賞することがない人だと思ってたよ。 以前『玻璃の天』を読んだときに(パーツはいいんだけど - 鵜の目鷹の目)、題材だけ借りてきたようでしっくりこないという印象を受けていて、今回の『鷺と…

敷居の低いミステリ

もちろんいい意味で。しかも最大級に。 『スペース』を読んで感動したので、加納朋子のデビュー作であり駒子シリーズの一作目でもある『ななつのこ』を読むのは必然であった。 ああすごい。こちらもすごく良い。 まず最初に書いた通り、ミステリの敷居が低い…

増える刃

カミソリの刃が無くなったので買ってくるように頼んだら、今まで使っていたのが売り場になかったと、新しいのカミソリをホルダーごと買ってきていた。 「おお、シック プロテクター3Dよ、発売中止になるとは情けない」 と思わないでもないが、特にこだわり…

世界樹のけいおん!

ドラクエ9は”凡ゲー”という評価らしいね。カジノの跡地があったり、オンラインゲームを見越してしぐさが充実してたり、なんというか「つわものどものゆめのあと」という風情が漂っている。時間をつぶすためにゲームをやるわけじゃないので回避決定。 ただ、…

で、結局どうなの?

土日働いてやろうと思ったが起きたら昼だったのでやめた。あとは野となれ山となれ、である。 二周目にしてWiiピクミンクリア。評判どおりの良ゲーだった。チャレンジモードのひたすらピクミンを増やすモードも楽しい。ほんと、Wiiに移植して大成功だと思う。…

連鎖する悪意

直木賞候補作2つ目。 何気ないマナー違反が積み重なったために起きた悲劇、というテーマ。犬の糞を放置したり、重病でもないのに夜間診療を利用したり、そんな罪とも言えぬような罪が少しずつ悪事ゲージを貯めていくのが恐い。 裁くことができない犯罪が歯が…

第68期順位戦B級1組3回戦

注目のB級1組は今回が3回戦。快進撃を続ける3人に絞って観戦した。 渡辺竜王−豊川七段戦 豊川七段の2手目3二金、4手目4一玉という工夫した出だしに対し、渡辺竜王は早繰り銀から堂々と迎え撃って快勝。格の違いを感じさせる一局だった。 4六の銀をここに…

アハモジャ体験

はこだて未来大学開学10周年記念講演会に行ってきた。講師は茂木健一郎先生。未来大学で茂木先生の公演を聞くのは2回目になる。 今回は一般の市民を対象としていたので、前回の講演(脳科学の現在と未来のテクノロジー - 鵜の目鷹の目)の内容を柔らかくかみ砕…

ふたつのスピカ、など

第4話。 田辺誠一演ずる佐野先生が学校を辞めてしまった。原作どおりとはいえここまで田辺の演技力で引っ張ってきた部分が大きい(と勝手に思ってる)ので、今後の展開が不安。 でもNHKのドラマはいいね。カメラワークが芸術的だ。無駄な演出も、やたらと顔…

まさかのループ

寝れないのでエンドレスエイト見てた。まさか5周目突入とは・・・。最後の喫茶店では「抜けろ!抜けろ!」と気合を込めたのである意味盛り上がったけど。 やりたい放題だな〜、京アニ。これは8月まで続くね。

時代物の楽しみ方が分からない

けして嫌いじゃないんだけど。 そもそも時代劇の楽しみ方ってなんだろう。 基本的に時代劇というのは、史実を元にしたフィクションだ。特にこの秋月記などは実際に存在した秋月藩をモデルにしているだけに、登場人物も史実の人間が多いのだろう(と思う。良…

全てやり直し

うう、去年とおなじでも作り直しかよ〜。気分でダメ出しされたら終わんねえっけさ。 たいした仕事じゃないのに時間ばかりかかるのはこのせいなんだよなあ。やり方が変われば半分の時間でできるのに。早くいなくなれ〜。 都議会議員選挙はわりと人気が高そう…

老けすぎだろ

順位戦を見てたら、内藤國雄九段がおじいちゃんになっていた。 そりゃ1939年生まれ、御年70歳なのだからおじいちゃんで当然なんだけど、内藤九段といえばのほほん茶のCMや『おゆき』を歌っている姿しか想像できないので、実物とのギャップに驚いてしまった…

オススメの恐い本

恐い恐い恐い! もう、身震いするぐらい恐い! 『告白』というタイトルどおり、物語は一人の女性の”告白”から始まる。物静かに語りだす内容が徐々に事件の核心に迫っていき・・・、ああ恐かった!と読み終えるとまた恐ろしい告白が待っている! さまざまな種…