炭酸水メーカー「アールケ」のその後

アールケ、めっちゃいいね。

家電量販店に行ってソーダストリームが並んでみるのを見ると、その余りにプラスチッキーで安っぽい見た目に優越感が湧いてしかたがない。
やっぱ人も物も見た目が100%だわ。

当初はハイボール目当てで買ったんだけど、ウィスキーよりも、だんだんとシロップ&甲類焼酎の組み合わせがベストに思えてきた。
ソーダストリーム社から色んな味のシロップが出ているので結構楽しい。

ジンジャーエールシロップは濃縮タイプにしては本格的な味で、そんじょそこらのペットボトルの偽ジンジャーエール風甘い水を周回遅れにしている。

そんな感じでシロップを色々と試していたんだけど、結構甘いので晩酌には向かないかな、という気がだんだんとしてきた。
単に炭酸で割ってソーダとして飲むのならアリだけど、割材にするのにはちょっと違う。

紆余曲折を経て最近のブームは、芋焼酎ソーダ割り。
氷をなみなみと入れたグラスの中に炭酸水を半分まで注ぎ、そこに芋焼酎を規定量の半分、それから再び炭酸水をなみなみと入れ、仕上げに残りの芋焼酎を注いだらできあがり。
この方法だとマドラーも要らないし、適度に混ざるし、最初の一口目にがつんと芋の香りが感じられていい。

芋焼酎はいろいろ飲んでみたけれど、コスパナンバーワンは北海道が誇る喜多里のさつまいも20%。

一般的な焼酎はアルコール度25%が主流だけれど、それだとちょっと濃すぎて酔ってしまう。
一杯あたりのアルコール度数を抑えつつも香りのバランスが良いのが嬉しい。
(あと、25%の喜多里よりもだいぶ安い)
逆にウィスキーのハイボールなんて40%もあるから焼酎ハイボールの勢いで作ると強すぎるし、半分に薄めたら味も香りも無くなってしまって悲しい。

他に芋焼酎で良かったのは富乃宝山

炭酸割りだと喜多里との差が出にくいので、普通にロックで飲むほうが無難かもしれない。

全国的に有名な焼酎は黒/赤/茜の三兄弟で知られる霧島シリーズだけど、ソーダ割りだとだいぶ濃い目にしないと炭酸に負けてしまうのでイマイチだった。

コスパを考えないで好きな味は、ニッカのむぎ焼酎。

いいちこ、二階堂などのむぎ焼酎は淡白すぎてソーダ割りには向かなかったんだけど、ニッカのやつは樽でついたピートの香りがふわっと浮いてきて非常に上品で良かった。


あと、炭酸水メーカーを買って分かったことは、炭酸水メーカーが家にあるからといって飲み放題になるわけではなかった、ということ(当たり前だ)。
水は蛇口をひねれば出てくるけれど、炭酸のボンベは無くなってしまう。
製造元いわく1本のボンベで60リットルまで充填できるとのこと。

とりあえず手元にボンベを3本置いて使い始めてみたんだけど、だいたい1ヶ月で2本を使い切ってしまった。
基本的に毎回2プッシュ・それを毎日2リットル飲んでいたので、一日4プッシュ×30日=120リットル分で、完璧にメーカーの言うとおりの値になった。
これだと月に約4,000円で結構な金額になってしまう。

まあ、ペットボトルを買っていた頃は500ccが24本で12リットル1,500円くらいだったので、もしこれを60リットル飲もうとすると7,500円になるわけだから相当の節約にはなっている。
(2プッシュでペットボトルの炭酸よりもちょい弱くらい)

しかし現実問題として毎月4,000円は使いすぎだ。
とはいえ1日500cc時代にはもう戻れない体になってしまったので、最初の1リットル、焼酎ハイボールにするときは2プッシュ、その後シロップを混ぜてジュースとして飲む1リットルは1プッシュで微炭酸にすることにした。
これなら1日に3プッシュなので使用量は3/4になり、多少の節約にはなるだろう。

ほかにも色々とシロップを買ったりしているので、しばらくしたらまた感想を書こうと思う。