森見ワールド全開

完全にファン向け。

美女と竹林というタイトルには「竹林で美女と乳繰り合う」というメッセージが隠されていると思うがどうか。とはいえ、美女が(本庄まなみを除き)全く出て来ないし乳繰り合うこともしないあたり、さすが森見登美彦といったところだ。
ぐだぐだ感もある意味で登美彦氏の魅力でもあるので、この本を理解するためには『夜は短し歩けよ乙女』や『有頂天家族』あたりを読んで耐性をつける必要があるだろう。
はてな年間100冊読書クラブ 205/229)