旭岳・富良野・二風谷2020 その1

絶賛放置中のこのブログだけど、最近は自転車ブログの方に活動の中心を移しているのでトータルでの執筆量はむしろ増えている状態にある。
だけどそのせいで、普段ならブログに書いていたような日々のなにげない出来事が、プライオリティが低いせいで書かれないままにして忘れ去られていくのは残念だ。
昔の言葉に「なんでもないようなことが幸せだったと思う」と言われていたように、日々の何気ないことでも、記録にしておけば10年後に読み返してあの時はこんなことをしていたんだ、と振り返ることができるので、なるべくこちらのブログにも書いていきたいと思っている。

とりあえず今回は「なんでもなくないこと」、旭岳・富良野・二風谷へ旅行したことについての日記。

本来なら7月はオリンピック開会式にあわせて国外逃亡を図って海外で過ごすはずだったのが、コロナの影響でおじゃんになってしまった。
そこで目をつけたのが道内旅行、特に富良野方面である。
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富良野には以前にも行ったことがあるのだけど、オフシーズンの秋でもアジアからの観光客が大挙していて、これがラベンダー時期の7月なんて花よりも人のほうが多いとまで言われている状況にある。いや、あった。
コロナの影響で訪日観光客が皆無になっている今こそ、富良野に訪れる最大のチャンスなのだ。

さらに7月22日からは国のGO TOキャンペーンがはじまり、道外からの感染者観光客がどっと押し寄せるわけで、その前の土日がラストチャンスだということに気づいた。
幸い天気予報も良かったことだし、月曜日にホテルの予約をして金土日で旅行をするという強行軍を血行することにしたのだった。


戒厳令下なので旅のテーマは「3つの疎」とした。
まず、観光する先は屋外または混雑が見込まれない(マイナーな)公共施設とすること。
それと、宿泊先は「道民割」のリストにあり、感染対策をしっかりしているメジャーなところを選ぶこと。
道民割とは、北海道が行った道民による道民のための道内旅行に対しての補助事業で、それ自体は速攻で売り切れてしまって今回の旅行では使えなかったのだけど、申請が認められる宿泊施設は道のガイドラインに沿った感染対策が行われているということなので、一定の信頼性がある。

そんな感じで、健康に配慮しつつ旅行を執り行うこととした。
旅行を自粛したって地元が観光地で、続々と道外ナンバー(またはレンタカー)が増えている状況にあって、普通に買い物に行ったってリスクは変わらんしね。