旭岳・富良野・二風谷2020 その2 〜ウニ丼〜

旅行初日の目的地は旭岳だったのだけど、一直線に旭川に向かうのではなく、一旦小樽方面へと向かうことにした。

ひとつには、高速道路料金の節約がある。
大沼公園から高速道路に乗って旭岳まで向かうと、6時間30分ほどかかるうえ、料金は8,130円(軽自動車の場合)かかる。
これを、余市まで国道5号を通ってそこから高速道路に乗った場合、7時間で4,300円となり、料金は半額で時間はそれほど変わらない、という結果になるのだった。

大沼から高速に乗ると無駄に苫小牧方面を迂回して遠回りになるので、まっすぐ北上して余市に向かい、そこから東に進んだほうが意外と効率的なのだった。

というわけで、家を出発してまずは余市を目指してひた走る。
目当ては柿崎商店のウニ丼。


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7月からのウニのシーズンには毎年積丹まで食べに行っているウニファンなので、ここで食べていこうという作戦だ。
柿崎商店は余市の目抜き通りにあって前から存在自体は知っていたのだけど、いかにも観光客向けなのでどうかな、という先入観があった。
その割にレビューが非常にいいので、物は試しで寄ってみることにした。

オープンの10時に合わせて到着したのだけど、店前の駐車場はすでにいっぱいで、裏手にある駐車場に車を停めた。
ショーケースの中から注文したいものを選び、会計を済ませてから席へと移動するスタイル。
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ショーケースを見てびっくりしたのが、値段が安いこと。
赤ウニ丼が4,320円はかなりお買い得。
そりゃまあ朝に採りたての生ウニ丼に比べたら少しは落ちるかもしれないけど、このお値段ではなかなか食べられない(だいたい6,000円くらいする)。
ちなみに後で下の売店に行ったら赤ウニが一折3,800円で売られていたので、プラス500円でご飯と汁物がついてくると考えると非常に明瞭会計だ。
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ウニ丼キター!!!
これは紛れもないエゾバフンウニ
とろける旨味に思わず悶絶。
年に1回はウニ丼を食べないと生きていけない体なのだ。
惜しむらくはご飯を酢飯にしてしまったこと。
ちょっと酢のパワーが強すぎて、うにの風味を殺してしまっていたのが残念。
後半で妻のご飯をもらって食べたら12倍ぐらい美味しく感じた。
柿崎商店でウニ丼を食べるなら、白米がベストだ。

そして特筆すべきは宗八カレイの焼き魚定食。
570円という価格にもびっくりだけど、宗八の美味さには仰天した。
地元のスーパーで570円出してもこんな美味しい焼き魚は買えないよ!?
魚が違うのか焼き方が違うのか、家で食べるのとはまるで違う。
次に来た時はむしろ焼き魚狙いで来よう、と心に決めた。

店を出る11時ころには外に列ができていたので、開店と同時に来るのがオススメ。


本当はこのあと余市の蒸留所にも寄りたかったのだけど、完全予約制で売店さえも入れなかったので断念。
しかし、この後のことを考えるとこれはこれで良かったのかもしれない、と思うことにする。