北海道旅行 旭川・富良野・登別 その7 ~登別温泉と地獄谷~
富良野から登別温泉へとやってきました。
美術館の人に「これから登別温泉に行くの!?」と驚かれましたが、確かに遠かったかも(^_^;)
花鐘亭はなや
旅館は楽天の口コミで一番良かったところに決めましたが、ここは本当に良かったです。自分が今まで宿泊したところの中でもトップクラス。
荷物をフロントまで持って行ってくれるという気配りにちょっと感動。富良野のプリンスでは、「大きい荷物はありますか?」の質問にどう答えるべきか考えているうちに放置され、多分「ある」と答えていれば荷物用のカートを渡されたと思うんですが、そのあまりにビジネスライクな対応に唖然としていたので、なおさら素直な親切が身にしみました。
夕食は本格和食
部屋はベッドがある和洋室だったんですが、夕食は別の個室でいただくというスタイルでした。料理はどれも手が込んでいて、形だけでない本格的な和食で、どの料理も美味しかったです。
途中で女将さんが挨拶にいらっしゃって、「当旅館は登別温泉でも最も小さい」とのことをおっしゃっていましたが、小さい分すみずみまで気配りが行き届いていて、観光ホテルよりも絶対旅館だな!と思いました。
残念だったのが飲み物でした。「飲み物のメニューは?」と聞いたら冷蔵庫の上に上がっていたのを渡されたんですが、アルコールがビールしかないという。せっかくの和食にビールじゃあ味気ないなあと思ってレビューにそのことを書いたら、実は地酒なども用意してあったとのこと。これは悔しい。
その時々によって銘柄は変わるかもしれないけれど、「地酒あります」って一言書いてあればなあ。
温泉街へは自動車で
夕食後温泉街を冷やかしてみようと思ったら、旅館は温泉街の外れにあるので、行きは車で送ってくれるとのことで助かりました。帰りは自分で歩かなければなりませんが、この時期は日が暮れても暖かいので特に問題はありません。
お目当ては泉源公園の間欠泉だったんですが、噴出するのはだいたい3時間に1回とのことで、いつ出てくるかは運次第です。
登別観光協会泉源公園ライブカメラ映像(北海道登別市)|ライブカメラ北海道
夕飯前にライブカメラで見ていたら人がたくさん集まっていたので、次は多分19時ころだろうと見当をつけて、おみやげ屋さんを見てまわりました。
温泉街はアジア系の人たちで賑わっていて、逆に日本じゃないみたいです。今や観光地といえば中国韓国台湾あたりのパワーが凄まじいですね。富良野もそうでしたが、大きなホテルはそーゆー人たちで混み合っているので、むしろひっそりとした旅館を選んだほうが落ち着けそうです。
おみやげ屋さんでコップのフチ子の登別温泉バージョンをゲット。これは可愛い。
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iPhoneでライブカメラをチェックしていたら泉源公園に人だかりができてきたので、買い物を切り上げて公園へと戻りました、が、間欠泉は期待していたよりもだいぶ低かったです。最大8m? うそ~ん。
まあ、自然のものなので勢い良く出る時とそうでない時があるんでしょうね。
温泉は小さいけれど十分
温泉街から歩いて旅館に戻って、温泉に入ることにしました。小さな旅館だけあって浴室もそれなりの広さですが、さすがに源泉掛け流しだけあって泉質は素晴らしかったです。夜の12時で男湯と女湯が入れ替わるので、翌朝にまた入りに行きました。南側の浴室は朝日が入って気持ち良かったです。
地獄谷
朝食をお腹いっぱい食べて旅館をチェックアウト。
帰りも車まで荷物を運んでもらいました。
地獄谷は直射日光で暑そうだったので、部屋の飲み水(山の湧き水を使っているとのこと)をペットボトルに移し替えて持って行きます。
地獄谷の駐車場は温泉街からほんの近くです。
絶景を眺めながら鉄泉池を目指しました。ここも間欠泉なので、到着した時にはほとんど終わっていたのですが、周りの景色を眺めていたりしたらすぐにまた噴き出し始めました。お湯がどんどん引いて、ゴボゴボと出てくる様子を間近で見られるのでなかなか迫力があります。
周囲にたくさん生えているカエンタケ。触っただけでも毒に侵されるという、地獄谷にふさわしいキノコです。
大湯沼
観光ルートを一周して、大湯沼へ向かいました。
広い! 1、000人ぐらいは入れそうな広い広い温泉の沼。アイスランドにも似たようなのがあったけど、入れるようにしたら人気出るんじゃないかなあ。死んじゃうか。
ちょっと遠かったけど、天然足湯まで行ってみることにしました。駐車場から結構歩いたところに山道の入り口があります。そこからさらに険しい歩道をしばらく進んで、ようやく辿り着いたところがここ。
大自然の中で、温泉の川の中に足を突っ込むのは素晴らしい開放感でした。函館にも足湯があるけど、街のどまんなかだから風情がないんだよねえ…。タオルを持ってこなかったのは失敗でした。
倶多楽湖
地獄谷を堪能した後は、その道をさらに奥へと進んで倶多楽湖へと向かいます。入り込む川も流れ出る川も無いというカルデラ湖で、その水質は日本一を誇るとのこと。
倶多楽湖を紹介しているHPには、『水深20mまで見通せる透明度の湖にボートで乗り出す新鮮な体験もお勧め』と書かれていて楽しみにしていたんですが、
ロッジが閉まっている!!!
カッパがいるけど売店は閉まっているという。これはショック…。
ヒメマス釣りの時期しかオープンしていないんだろうか。湖畔にも近づけないように柵で囲まれていて残念な感じでした。
北海道旅行を満喫
あとは下道を通って帰宅しました。今回は北海道を旅行しましたが、地元とはいえ普段はなかなか来ることができない距離だし、なんといってもメジャーな観光地をめぐるのは楽しかったです。旭山動物園最高! また10年後に行こう。
ただ、函館から旭川まではやっぱり遠いですね。
内地から北海道に旅行に来る人も多いと思いますが、距離のことを考えたら、新千歳発着で札幌→旭川→富良野を三泊四日ぐらいの日程がベストではないでしょうか。函館→札幌間が遠いので、函館を旅行したいんだったら単独で攻めるか、江差や松前あたりの道南をからめるぐらいにしておいたほうが無難だと思います。
来年はどこに行こうかな~。沖縄なんか楽しそうだな~。
7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート| TBSテレビ
せかさま見てると、結局は沖縄が最強のリゾートな気がしてならない…。