温泉に行ったついでにSENTOに寄ってみた

先週からの道南秘湯めぐりの続き。

温泉に入りに行こうとした時に結構困るのが、昼食の問題だったりする。
何せ秘湯はだいたい田舎にあるので、まともな食べられるところがコンビニのイートインしかないということがままあるから。

そしてそーゆー田舎だと個人営業の店が多いので、不意に休んでいたり、もしくは仕出しの注文が大量に入っちゃったから今日は普通の料理が出せないとか、そういうことが稀によくある。
今回も、「八雲町といえば蕎麦だろう」という、ごまそば八雲の影響による思い込みで店を決めていたのだけど、「都合により休業」との張り紙がしてあって空振り。


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代わりにクアプラザピリカでダムカレーでも食べようと思っていたのだけど、風呂があんな感じだとご飯にも期待はできないだろうとパスして、八雲でなにか食べていくことにした。

八雲町で検索してみると、銭湯を改装した地場系レストラン、その名も「SENTO(セントー)」という店があることが分かった。
温泉巡りをしたあとでSENTOに寄るというのも粋なものだな、と考えて昼食はそこでとることにした。

yakumo-village.com

店に入ると湯船を客席に改装していたりして、銭湯色を色濃く残していて面白い。バエるねこれは。

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見た目がユニークなだけじゃなくって、料理もどれも美味しそうなのでまいった。
八雲産の豚肉を使ったカツを主力にハンバーグと生姜焼きが脇を固め、さらには白いオムライス(卵黄が白い卵を使っている)などの伏兵も控えており、なかなかしっかりとした布陣を敷いている。

今回は意表をついてトルコライスとしゃれこんでみた。

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カツは揚げたてで口の中のヒフをヤケドするぐらいアツアツなのが嬉しい。
個人的にはカツは醤油派で、ソースだとソース味しかしないと思い込んでいる派なのだけど、ここのソースはデミグラスなのかな? カツの味を殺さないくらいに控えめだけど爽やかでコクがあって、美味いと思っているうちに食べきってしまった。

底に敷かれた「和風ライス」なる謎のライスも何味か確認する前に食べきってしまったのが惜しい。
特筆すべきは付け合せのパスタで、味付けがしっかりしていて単体で食べても主張がはっきりしていて美味い。
美味い美味い言っているうちにあっという間に食べきってしまったのだけど、ボリュームは十分で満足した。

パフェも美味しそうだったんだけど、これはまた次の機会にしておこう。

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そんな感じで、ふらっと思い立って旅立った割には収穫が多くて良かった。
檜山方面ばかり攻めていたけれど、渡島北部にはまだまだ行ったことがない温泉があることも分かったし、今年はこちら方面を攻めてみる予定。