平成最後の日にステーキを食べてきた
元号が変わるからといって特に何をする気もなかったんだけど、こんなニュースを見たせいでなにか食べたくなってしまった。
年越しといえば蕎麦だし、寿司か鰻なんかも平成の最後にふさわしそうに思えたのだが、連休だし、下手に観光客が来そうな店に行ってしまうと混みすぎてるおそれがあった。
しかも自分がそう思う以上同じことを考える人間が多かろうということで、意表をついてステーキを食べることにした。
ネーミングセンスがひどい。
とはいえ、札幌を中心に結構人気がある店であるのは間違いないし、ネットでの評判もなかなか悪くないので気になっていたのだった。
結構混んでる
オープンから1ヶ月ちかくたって人気も一段落ついているかな、と思ったけれども17時に訪れるとすでに5組待ちで、結構混んでいた。
だけどステーキは基本的に回転率が高いので、あれよあれよという間に列が進んで自分たちの番になった。
新規オープンとはいえステーキ屋なのでメニューはだいたいどこも同じで、安い「5円ステーキ」、リブロースを使った「ビーフインパクトステーキ」、あとはヒレステーキとサーロインがあって、価格帯も同業他社とほぼ同じ。
柔らかいリブロース!
しばらくするとお肉がやってきた。
オススメはレアとのこと。
筋切りなど一切やっていないというけれど、肉は柔らかくてとても食べやすい。350gの厚切りステーキにしてもぺろっと食べてしまえると思った。
キンキンに凍ったレモンがまる一個以上入っている、がっつり氷レモンサワーも良かった。
追いサワーが380円というのがニクい。つい2杯め頼んじゃうもんね。
ステーキ以外のメニューが良かった
ステーキ自体は割と普通。まあ、肉を焼いているだけだからそんなに差は出ないよね。
価格は250gで1,750円。花園町の旧情熱ステーキ「ステーキ革命 げんか家」だと300gで1,690円なので結構お高め。味も熟成肉のげんか家のほうが美味しいかもしれない。
でもここはサイドメニューが結構良かった。
鉄鍋ガーリックライスは、ご飯にガーリックソースをかけて混ぜるだけでアツアツカリカリになるので控えめに言って最高だった。
肉にはガーリックライスがないとダメだというのはステーキ屋にもよく理解されていないようで、いきなりステーキだとすぐに売り切れているし、情熱ステーキは白飯にガーリックソースをまぶしただけ(炒めてない)のびしゃびしゃのが出てきてかなりテンションが下がる。
鉄板でセルフサービスで炒めさせて最後まで熱々というのは、店側にとっても手間いらずだし上手くできているなあ、と思った。
それと良かったのはカレー。
真っ黒で牛のコクが濃厚で、カレーというよりビーフストロガノフみたいで、これ単体でも相当美味い。
1,330円の鉄板ステーキカレーで全部満ち足りてしまうんじゃないかなあ。
ステーキよりも、ガーリックライスとカレー目当てでまた行きたいと思った。