ラリージャパン2010観戦記 〜一日目その2〜
前回は洗車シーンで終わってしまってどうなることか続きが危ぶまれるラリージャパン観戦記ですが、ネタを小出しにしながらじわじわと続きます。
洗車場続き
ヘニングが洗車を終えたので、彼についていけばサービスも見れるだろうと洗車場を離れることにました。ストバートVK・Mスポーツ・フォードラリーチームなんて微妙なチームを応援しているひねくれものは少ないだろうし(笑)、のんびり見られるだろうな、と。
そうして後ろを振り返ると、ラリードライバーたちが洗車を終えたばかりのピカピカの車の前でインタビューを受けているではありませんか! なんだよここ、すごい穴場じゃないか!
セバスチャン・ローブ
彼を見るたびに思うことなのですが
「小っさ!!」
マーカスに勝っていたのは、小さくて体が軽かったからかもしれんな、とマジメに考えさせられます。マーカスはでかかったからなあ。
サービスE
過酷なコースを走ることによってWRカーが受けたダメージを修理するのが『サービス』です。派手なシーンは無いものの、30分という限られた時間の中で如何にして万全の体制でドライバーを送り出せるかという、メカニックたちによるもうひとつのWRCがここで繰り広げられています。
さて、ダメージを負ったヘニング車が戻ってきました。
わらわらとメカニックたちが群がって車をバラしていきます。世界でも指折りの技術を持つメカニックたちの手際の良さにうっとり。
やがてドライバーとコドライバーが戻ってきます。ヘニングのコドラはなんと女性! とはいえ、彼女イルカ・ミノールさんは長年マンフレッド・ストールのコドライバーを努めてきたベテランでもあります。
ヘニングがメカニックと話し込んでいると、イルカさんがこちらの方に歩いてきました。デジカメでファンとの写真を何枚かとった後、観客が差し出した公式プログラムにどんどんサインをしていくじゃないですか! ぬかったあぁぁぁ。お金下ろすの忘れて買うのを後回しにしてきたことを激しく後悔。Tシャツなんて後でよかったのに・・・。
この距離だよ! サインもらえるチャンスだったのに悔しいぃぃぃ。
そんなかんやで修理を終えてサービスを出ていきます。午後からも堅実な走りを見せてくれ!
この後は謎の外国人が作ってたホットドッグを食べて栄養補給して、それでも時間があるので月寒ドームに車をおいたまま、札幌ドームまで歩いて行くことにしました。
っていうか駐車料金2,500円は高いよ。2chによると近くのゼビオに駐車していた不届き者もいるようだけど、自分もそっちにとめて2,500円分買い物すれば良かった、と思わなくもないですけど。
札幌ドーム到着
毎度のことながら、見慣れた札幌ドームがすっかり姿を変えてしまっていることにまずびっくりします。
なんだこれは、ラジコン用のコースを原寸大に大きくしたようなそんな変な感覚・・・。
開場の一時間ほど前から並んでいたので、ダッシュでいい席を確保しに走りました。狙いはやっぱりゴール付近。前回は高い位置から全体を俯瞰するように観戦したので、今年は最前列から見てやろうと決めていました。
それなりに埋まっていたけどなんとか良い席をゲット。札幌ドームの客の入りが悪いなどと言われているようですが、実際に観に行く側の立場からすると空いていて良い席を楽に確保できたほうがずっと嬉しいのです(笑)
ヘニングVSヴィラグラ
僅差でヘニングの勝利だ! やったね(´∀`*)b
改めて見てもすごく近い。フィニッシュに飛び込んでくる瞬間を最高に良い角度で捉えられる座席だった。札幌ドームのスーパーSSでは、一塁側内野席の最前列で、外野席にめいっぱい近いあたりがオススメです。
フォード フィエスタ 1.6
上が奴田原選手の、下がプロコップ選手のフォード・フィエスタです。新しいレギュレーションのもとではフォーカスにかわってこちらのフィエスタが活躍する模様です。フォーカスと比べると小さくて丸っこくて可愛らしい外観ですが、戦闘力はかなりのもの。
やっぱりホットハッチはいいなあ。歴代のWRカーの中ではプジョーの206が一番好きだ。
サービスパークで見たシトロエンのDS3も相当かっこよかった。3ドアハッチバックは実用性としては皆無だけどw遊びでこういうのを一台持てたら楽しいだろうなあ。
最後の車が走り終わるのを見届けてからのんびりと退場。
なんだかんだ言われているけど札幌ドームはいいね。まったりと見れる。これでビールも飲めたら最高なんだけど、翌日は午前5時前に三笠市に到着していなきゃならないというのがツラい。
にしても、帰りのシャトルバスが1,000円ってどういうことやねん。月寒にとめてる他の人に声をかけて乗り合わせすれば良かった・・・。
(続く)