うなぎ処 高はしで竹・うなぎ定食(並)

地元でうなぎといえばうなぎ処高はしと相場がきまっている。


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普通に鰻重やうな丼を食べてしまってもいいのだけど、ここ2年ぐらいはうなぎ定食を食べることにしている、ということについては以前にも書いた。

pikaring.hatenablog.com

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ここ2年で5回ほど竹・うなぎ定食を食べてきてようやく最近、しっかりとした文法が分かってきたので備忘録的に示しておこうと思う。

定食は「竹」が正義

うなぎ定食には松竹梅の3種類があるのだけど、一番安い梅はお勧めしない。
というのも定食に刺身三種盛りが付いてくるのは「竹」からなのだ。
これが、最高級ランクの「松」になるとさらに天ぷらがついてくるのだけど、差額700円は相当悩ましい。
竹+日本酒で松と同じ価格なので、ここは竹に抑えておきたいところだ。

量は並で十分

高はしの並・上・特上の違いはうなぎの量だけで質には関係がないので、ここは無難に並にしておくのが正解だと思われる。
ちなみに、特上はうなぎ2匹分(並+約2,000円)、上はうなぎ1匹分(並+約500円)、並はうなぎ3/4匹分となっている。
この、3/4匹が微妙なんだけど、実際のところ、うなぎを上下に二分割して、尾っぽの方の細い部分が欠けているのに過ぎない。

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残りの1/4がどうなっているかは大いなる謎だ。うざくやう巻き卵でもあるのなら分かるんだけど……。

うなぎ定食を食べる順序

日本酒は必ず、定食と一緒に出してくれるように頼むこと。
昔はうなぎの骨を焼いたのが突き出しで出ていたのでそれをかじりながらちびちびやるとちょうど良かったのだけど、折からの不景気でそうもいかなくなったのだろう。
とはいえ、その方が定食を食べ出してからお酒が足りなくなってもう一杯、というパターンもままあったのになあ、とは思う。貧すれば鈍す、というやつか。

定食が到着したらまずは、うなぎの1/4の方をつまみに日本酒をいただく。
定食を頼むと店員さんから「定食はご飯とうなぎが別々ですがよろしいですか?」と聞かれることがあるのだけど、むしろそれが定食の一番大事なところで、白飯で刺身が食べられるというのは重要なポイントだったりするのだ。

そしてできればサラダと漬物は序盤のうちに片付けておきたいところ。
最後までこれらが残ってしまうとうなぎの後味が消えてしまって、漬物を食べに来たみたいな気持ちで帰ることになりがちだからだ。

ある程度片付いたらここからが本番。
うなぎのたれを残ったご飯にザッとかけてうなぎを乗せて、鰻重にしてしまってから一気に食べる!

この時の気分は完全に孤独のグルメ。脳内BGMには例の「エレキのツンドラ」が流れている。

エレキのツンドラ

エレキのツンドラ

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これまで何度か食べてきて、この食べ方が優勝なんじゃないかと密かに確信している。
高いのでそう何度も食べられるものではないけれど、一回一回を大事に食べていきたいものだ。