たった一人の札幌出張
今回は久しぶりの札幌出張、しかも若手と二人旅だというので張り切って秒刻みのスケジュール(もちろん業務終了後の方)を立てていたら、タイミング悪く若手が熱を出してしまい、上司の「そんなやつをコロナ渦巻く札幌などに行かせるわけにはいかない」という鶴の一声で結局一人旅となってしまった。
ラッキーだったのが旅行のパックがキャンセル料無料であったということ。
本人がコロナであろうとなかろうと、出発直前までキャンセル料がかからないというのは大変助かった。
カリーサボイ (Curry Savoy)
用務地が札幌駅周辺だったので、昼はスープカレーの名店と名高い、サボイに行ってみた。
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注文したのは北海道産スペアリブ レギュラーサイズのカリー。
いわゆる今風のスープカレーとは違って、スープは甘酸っぱくて後からスパイスの香りが漂う本格派。
巨大なスペアリブはホロリと骨から外れて食べやすく、存在感のある野菜たちも、原型はしっかり留めているのにスプーンで簡単に切り分けられて食べると口の中でトロトロにほぐれて、かなりレベルが高い。
いつも札幌での昼といえば五右衛門一択なんだけど、次もここにして今度はシーフードを食べてみたいかも。
仕事の方はさくっと終わって旅のメインであるアフターファイブがスタート。
山嵐黒虎
とりあえず飲む前に腹ごしらえだろうということで、以前上司と札幌に来た時に、「えびそば一幻」と迷った二択の「山嵐熊虎」に行ってみた。
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メニューにはベーシックな白、辛味噌の赤、魚粉入りの海、醤油系の黒?があったので、とりあえず店名に入っている「黒」と、サイドメニューに挽肉ご飯を券売機で購入。
普通に美味い。
ベーシックな豚骨ラーメンで、背脂がたくさん乗っている割にくどくなく、こってりサラサラ食べられる。
でも、うーん、個人的にはもっと荒々しい豚骨ラーメンの方が好きかな。
どうせなら赤や海などの尖った方を頼めば良かったかもしれない。
月と太陽
お腹がいっぱいになったところで二軒目は「月と太陽」へ。
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ここはついこの間見た、ジェームズ・メイの日本探訪で取り上げられていたので興味があった。
クラフトビールを3種類(150ccずつ)試飲できるテイスティングセットを注文。
これで約1,000円なのはお得。
これは自分の体質だと思うんだけど、クラフトビールは市販のものに比べて不純物が多いせいか悪酔しやすく、味は好きなんだけどこのぐらいの量で十分。
右から順に、
1.Amber Ale -In Too Deep-(月と太陽BREWING・札幌)ABV5.38% IBU 37
2.黒乃交鎖-koku.no.kousa-(月と太陽BREWING・札幌)ABV5.5% IBU 10
3.Weizen(サンクトガーレン・神奈川)ABV5.5% IBU Low
という順番。
アンバーはちょっと癖が強い。こういったらなんだけど、赤い味がする。菌というか酵母というか、澱のような風味が先に来るので、ちょっと首を捻る。
黒ビールは、まあ、黒ビールだね、という味。
ジェームズ・メイは絶賛していたけど、これだったら函館のエンデバーの方が好きかな。