どうなんde's Ocuda Spiritsのパスタが美味しかった
今回の10連休は前半戦にキャンプに行って、残りは家のことをいろいろやるつもりでいたんだけど、なんやかんやあって予定通りにいかず(詳しくは家づくりのブログを参照)、予定が空いたので五稜郭公園に桜を見に行ったりした。
そのときに食べた明治パーラーは、昔ながらの洋食って感じはしたけど、それ以上のものは特に無かったかな。
おじさんおばさんで混んでいたけど、個人的にはもっと新しい知見がほしいと思った。
知内温泉に行ってきた
せっかくの休みだし、とはいえメジャーな観光地は激しく混んでいるので、近場でマイナーな温泉でも行ってみるかということになった。
そこで目指したのが道南にある秘湯、知内温泉だった。
15年ぶりくらいに行ってみたんだけど、そのときに感じた印象とあまり変わらず。
浴場が上の湯、下の湯、露天風呂と、なぜか3箇所に分かれているため、移動するのにいちいち服を着なければならないのがめんどい。
浴場には窓がほとんどなく、外が見えないので閉塞感がヤバい。
かといって露天風呂は混浴で、道路に面していて丸見えだし、非常に入りにくい。
泉質は鉄分が多く、湯の花で浴室の床に段々畑ができるぐらい濃厚だけど、たぶんほぼ上ノ国町の国民温泉保養センターとおなじような感じなので、個人的にはそっちがオススメ。
そんなわけで目当ての温泉の方は期待はずれ(というか予想通り)だったんだけど、ついでに寄った木古内の道の駅にある、どうなんde's Ocuda Spiritsのパスタがとても美味しかったので引き分けとしたい。
どうなんde's
これまで何度か木古内の道に駅に行ったことがあるんだけど、このレストランは値段が高いのでちょっと敬遠していた。
言っても木古内だし、新幹線効果でぼったくっているんじゃね? という気がしていた。
でもゴールデンウィークで道の駅は人で溢れている中、ここだけはギリギリ座れるくらいの混みようだったので、思い切って入ってみることにしたのだった。
パスタの種類は結構本格的なものが揃っていて結構迷う。
この前ヤマザキマリの「それではさっそくBuonappetito!」を読んだばかりだったので、ここはアマトリチャーナを頼むことにした。
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あまり期待しないでいたんだけど、結構レベルが高いパスタが出てきて驚いた。函館市内の美味しい店と比べても遜色がない、というか、素材の良さではここのが上かもしれない。
本当は玉ねぎは苦手(完全に火が通ってないと無理)なので輪切りの大きいのが2枚乗っている時点でやばかったんだけど(何故頼んだし)、ここの新玉ねぎは火加減が絶妙で、辛いところがなくフルーツのような甘みで感動した。
しかし絶品なのは帯広どろ豚のパンチェッタで、味が濃厚でこう言ったらアレだけど豚臭くってすごく良かった。こういうのと食べちゃうとスーパーで売られているようなスッカスカの加工肉なんて食べられなくなるよね。
パスタソースもトマトの風味が鮮烈で、ピリッと辛くて全体を引き締めていて、全体的に隙がないパスタだった。
妻の頼んだクリームチーズのフェットチーネも絶品で、パスタの歯ごたえは絶妙だし、サクラマスのスモークがアクセントに効いてとても良かった。
はこだて和牛の炙り丼も美味しそうだったけど、ここはパスタを選んでおくのが鉄板かもしれない。
食後のジェラートも凄い
プラス300円でパスタに塩パンとサラダとジェラートがつくのだけど、パスタに合わせてジェラートもトマトにしてみた。
これもトマト感が溢れて出てきてとても美味しい。
火が通ったパスタのソースのトマトと、凍らせたジェラートのトマト。両極端を楽しめたのが良かったなあ。
一つだけ納得がいかないのは、ジェラートの単品の価格。
セットだと300円でいろいろついてくるのだけど、単品で頼むと380円で、しかもサイズはセットのジェラートと全く同じなのだ。
80円高くて内容が変わらないのって、どうなんよ? と思った。サイズに差をつけるべきだよなあ。
でもまあ味は良かったので、また寄ってみたい。これまで木古内・知内方向に足を伸ばす時は必ずかき小屋に行っていたんだけど、選択肢が増えたのは良かった。