新千歳モーターランドでスノーカートに乗ってきた

毎年冬には温泉旅館に行っていて、だいたいは銀婚湯にしてるんだけど今年は丸駒温泉に行くことにした。

www.marukoma.co.jp

丸駒温泉は支笏湖の湖畔にある秘境の宿で、水道は来ていない(支笏湖の水をろ過して使用)、電気も来ていない(100%自家発電)という、並の秘湯とは一線を画す秘湯っぷりを見せている。

問題は、支笏湖の温泉街からもかなり遠く離れた場所にあるので、温泉だけを目的に行ってもやることが少なすぎる、ということ。

なので先にちょっと足を伸ばして千歳に行って、スノーカートを楽しんでみようと思った。

というのも、ちょうどタイミングよくこんな記事を読んだから。

pucchi.net

モータースポーツには興味があっても恐れ多くて実際に走ったことなんてなかったんだけど、こういうお遊びの体験なら気軽に参加できそうだ。

千歳まで

2月下旬の北海道はもうかなり暖かくなっていて道路に雪はなく、だけど路肩や山には雪がたっぷり残っていて、冬の名残を楽しみながらドライブするのには非常にいい季節だった。

特に函館→札幌のルートは死ぬほど走っていて飽きているところ、支笏湖方面は久々に走るので新鮮味があってよかった。函館からどこか車で遠出しようと思うと、長万部までの道のりは絶対固定されてしまうのが辛い。ここまで自動運転にしたい。

そうべつ情報館 i

途中で今までに寄ったことがない道の駅を見つけたので入ってみた。

www.hokkaido-michinoeki.jp

昔は「そうべつサムズ」という名前だったそうで、その時代は寄ったことがあるかもしれない。

情報館というだけあって、噴火当時の新聞を中心に資料がまとめられていて臨場感があり、洞爺湖町の火山科学館ほどではないけれどそこそこ面白い。というか、洞爺湖温泉付近以外にも火山系の施設があるなんて考えもしなかった。どちらかというとこちらが裏側だからだろうか。

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小腹が減ったのでここで「ジオ牛まん」と「かぼちゃアイス」を購入。牛肉まんは牛脂の味が濃いけれど、300円の割に小さすぎる気がした。

かぼちゃアイスはソフトクリームの上にかぼちゃのアイスが乗っているんだけど、アイスがカチカチに凍って硬すぎて、食べようとスプーンを突き立てるとズブズブとソフトクリームの海に沈んでしまう。味は悪くないんだけど、これ考えた奴絶対食べたことないな、とは思った。

北湯沢温泉を発見

支笏湖へ至る途中で北湯沢温泉を発見。TVCMではよくその名前を聞いたことがあったけど、実物を見るのはこれが初めて。

山の中の川沿いに急に何件かのホテル群がパッと現れて、オッと思ったらすぐに終わってしまうだけの小規模の、その割には巨大なホテルが立ち並ぶ謎の温泉街だった。

通り道にあるのなら、帰りに時間があるのなら寄ってみようと決めてこの段階ではスルー。

新千歳モーターランドに到着

ncml.jp

とりあえず初心者なので一番短い5周レンタルにしてみた。料金は2,580円。

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最初に2〜3分のDVDを見て、それからすぐにコースに出る。コースは雪で覆われていて結構滑る。この時期だと雪が柔らかくて、ラインが轍になっていてガリガリと削れてラリーみたいな雰囲気でかなり楽しい。

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5周はほんとあっという間で、10周くらいやれば良かったと後悔した。ラリーのゲームは結構やったけど、実際のカートだと全然臨場感が違うしね。


防寒着やヘルメット、手袋も貸してくれたので本当に手ぶらで行って楽しめるのが良かった。とにかく天気が良くて暖かくて、ちょうど昼くらいに行ったから他のお客さんもいなくて貸切状態でめちゃくちゃ面白かった。

惜しむらくはレース終了後にラップタイムをもらわなかったこと(100円)。また行って再挑戦してみたい。

新千歳空港

ついでに新千歳空港に寄って昼ごはんを食べることにした。

www.new-chitose-airport.jp

ところが空港の駐車場は満車で、空き待ちの大行列を見てうんざりしていたら民営の駐車場のチラシを配っていたので、そっちに停めることにした。

www.newchitoseairportparking.jp

やや遠いけれど、シャトルバスが通っているので行き来は特に問題なし。

お昼は旭川ラーメンの梅光軒へ。旭川ラーメンの生姜がガンガンに効いた醤油ラーメンが結構好きで、これまで蜂屋と青葉と梅光軒で食べたことがある。

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空港内の梅光軒はレギュラーでも麺の量が大盛り並みに感じられてかなりボリューミー。餃子も生姜が強くて良かった。

新千歳空港内のラーメンは飲食店街の中でも一番人気でどこも混んでいるんだけど、特にえびそば一幻は常軌を逸した行列ができていて凄い。

えびそば 一幻 えびみそ 2食入り

えびそば 一幻 えびみそ 2食入り

確かに美味いことは美味いんだけど、できたら空港じゃなくて札幌市内で食べておきたいところ。

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これは11月ころに食べたときの写真。夕方に行って、多少並んだけどすぐに食べられた。

オススメは「あっさり」。こってりだと脂の味でエビの風味が抜けてしまってイマイチだと思う。


その後空港内をぶらついていたんだけど、北海道の全地方の食べ物がなんでも買えるのが凄い。駐車場代が630円かかったけれど、アミューズメント料金として普通に入場料で払えるレベル。

特に凄かったのがLeTAOの高級志向ブランドのところのアイス。

www.new-chitose-airport.jp

チョコレートもチーズもとんでもなく濃厚で美味しかった。

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乳脂肪分が多いだけじゃなくってチョコは「これでもか!」ってぐらいに細かく砕いたチョコレートが練り込まれているし(単にチョコソースを混ぜたものではない)、チーズも「柔らかくて体温で溶けるチーズか!」って思うぐらいこってりとしていて最高だった。

これがひとつ420円で、しかもコーンの一番先っちょまでみっしりとソフトクリームが詰まっているのでコスパが異常に良い。

お土産屋は結構、どこに行っても同じラインナップなのがつまらないところだけど、新千歳空港は「ここにしかない」商品が結構見つかるので侮れない。北海道観光に来るのなら、空港探索用に何時間か余裕を持っていたほうが良いと思われ。

長くなったので丸駒温泉編は次回へ続く。