軽自動車を白ナンバーにしてきました
軽自動車に乗っていて何が嫌かというと、ナンバーが黄色いことです。
別に軽自動車に乗ってるからって貧乏人だと思われたってなんとも思わないので別にいいんですが(そもそもコスパがいいから選んでいるわけだし)、黄色という色が気に食わないんですよ。
ボディカラーが赤とか黄色とかの派手な色ならまだ似合わないこともないと思うんですが、白のキャストスポーツのど真ん中に黄色があるのは悪目立ちしすぎる。全体との調和が取れないんですね。
祝! ラグビーワールドカップ日本開催
キャストスポーツはいい車だけどそれだけが気に食わないなあ、と思っていたら、ラグビーワールドカップが日本で開催されることを記念して、記念ナンバープレートを交付するという事業が今年の4月から始まりました。
正月の花園はよく見るけれど社会人ラグビーはそんなに興味ないなあと思いながら記事を読んでいたら、なんと、軽自動車でもこの記念ナンバープレートに変えられると言うではありませんか!
右上のピンクのロゴが気にならなくもないけれど、遠目で見たら気にならないレベル? 気になるようだったら白く塗りつぶしてやろうかなw
手数料は7、000円で、さらに寄付を行うと特製のラグビーボール模様入りのプレートを選べるとのこと。
だけどこのデザインはないわ~。でもまあ、寄付金控除の対象にもなるし、この試み自体が嬉しいし、感謝の意味を込めて1、000円だけ上乗せして、特製ナンバーではない普通の図柄ナンバーの申込みをしました。ついでに希望ナンバーも無料で申し込みできるので一石二鳥です。
申込みはインターネットからサクサクと行うことができ、寄付金を銀行振り込みすると予約完了メールが届きます。
軽自動車協会へ
お役所だから平日しかやっていないのが面倒ですが、昼からお休みをもらって行ってきました。申込完了後に送られてくるQRコードを印刷して持っていくだけで、あとはナンバーを交換したい車に乗っていけばOK。車検証は積んでありますからね。
軽自動車はナンバーの封印がないので、受付で渡された工具を使って自分で取り外します。
あとは新しいナンバーを取り付けて完了。
駐車場で撮ったのであまりいい写真ではありませんがだいたいこんな感じ。白いボディに白いナンバープレートだと、まったく違和感がありませんね。極めて自然。
注意点としては、ETC車でない場合に高速道路に乗ると普通車料金を請求されかねないということらしいです。自分の場合はまず乗らないのですが、あえて乗って間違えられてみたいところw
軽自動車枠撤廃の布石かな
人に見せるとやはり「軽自動車なのに白ナンバーなのはずるい」と言われますw これまで不当に黄色ナンバーで差別され続けていたのに! というわけですね。気持ちはわかります。
でもこれって、もしかしたら軽自動車枠撤廃への布石なんじゃないかという気がしてきました。
最近イギリスのメイ首相がよくテレビに出ているのでジェームス・メイのTOP GEAR特番を見ていたら、各国の国民車紹介ということで日本の軽自動車が紹介されていました。
ジェームス・メイがワゴンRで田舎道を爆走したり(スタッフのランドローバーが自損事故を起こしたりw)、プロレーサーの鈴木利夫氏が運転するダイハツコペン(あえてスズキ社ではないw)とスーパーカブが蕎麦の出前対決をしたりとかなり見どころ十分でオススメ。
閑話休題、この番組の中で軽自動車の歴史として、元々は排気量150ccで規制されようとしていたものが自動車会社との協議で360ccに拡大され、さらに550cc、そして現代の660ccとなり、それにともなってボディサイズも広く大きくなってきたことが紹介されています。
そしていまでは安全性向上のためにさらに重くなっており、さらなる排気量の拡大が求められているところです。アメリカからは軽自動車枠は非関税障壁だと難癖をつけられるに至っては、いずれ軽自動車というジャンルはやがて無くなるような気がするんですよね。
軽自動車枠を1リットル未満に拡大して、普通車との税額の違いをさらに近づけ、いずれは普通車の枠の中に入れてしまう、とか。そのための第一歩としてまずはナンバーを白にしてしまって、両者の境目を曖昧にしているのかなあ、なんて勘ぐってしまいました。
わずか数千円で可能なカスタマイズとしては、かなりコスパがいいと思います。特に白系の軽自動車に乗っている人は見違えるようになるのでオススメです。