知内町で特製牡蠣御膳を食べてきました
牡蠣の旬といえば冬。牡蠣の産卵時期は春なので、産卵に向けて栄養を溜め込んでいる今の時期がいちばん栄養があって美味しい、ということだそうです。
というわけで道南は知内町にあります知内番屋に牡蠣を食べに行ってきました。
知内までは函館市内からは函館新道を北斗市方面に進んで、北斗茂辺地ICで降りてから国道228号をひた走ること約1時間。公共交通機関を使う場合は、最寄りの知内駅が北海道新幹線の開通に先駆けて廃駅になっていますので道南いさりび鉄道か新幹線で木古内まで行き、そこからタクシーか何かで移動することになると思います。
オープンの11時からちょっとすぎた時間に到着したのでまだお客さんの数はまばらでしたが、メニューを見て悩んでいるうちに次から次に席が埋まっていったので早めの到着がおすすめです。
牡蠣しか売り物が無いものとばかり思っていたら、思った以上に種類が豊富で迷います。この日は一人だったのでシェアすることもできないし、食べたいものもたくさんある。やはりここまで来たら牡蠣を焼いて食べたいし、牡蠣ご飯も美味しそう。カキフライも好物だし、知内町名物のニラ玉も気になるし……、と思っていたら『1日5食限定 特製牡蠣御膳』の文字が。これにするしかない!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
全部入り。全部盛り。食べたいものが全部揃った、これが大人様ランチですよ。これで2000円ってコスパ良すぎない???
特筆すべきがこの牡蠣ご飯! これがもう美味しくて美味しくて……。ひとくち食べて思わず唸る。牡蠣の身はもちろんご飯の一粒一粒にも牡蠣のエキスが「これでもか!」と言わんばかりに染み込んで、食べていると自然と顔がほころんでしまうのです。こ、これはたまらん。
知内ニラ釜玉は、さっと湯通ししたニラのシャキシャキ感と卵の濃厚さが鮮烈に新鮮でちょうどいい箸休め。口の中が牡蠣味で飽和したらニラでリセットだ! 知内にらの水餃子は水餃子が美味しいのはもちろん、豆乳仕立てのスープがクラムチャウダーのように濃厚で大満足。
牡蠣は目の前の網で汁がグツグツ言い出すまで焼いて、半生の状態でいただきます。これも美味い! けど、北斗フィッシャリーの蒸し焼き峩朗牡蠣の方が濃厚だったような気もします。牡蠣のシーズンのうちにそっちも食べなおしてみないと。
カキフライに牡蠣の酢の物に、牡蠣牡蠣牡蠣のオンパレード。いや~、堪能しました。今回食べなかったガンガン焼きや刺し身盛りも食べてみたいなあ。