夏でも牡蠣は美味い

知内町のかき小屋知内番屋を再訪してきました。


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この前行った時は『牡蠣ニラ御膳』を頼んで牡蠣づくしに舌鼓を打ったので、今回はそれを譲って自分はジャンクな『鉄板カキメン』にチャンレンジ。

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ボリューム満点で食べごたえがあるし、カキフライもジューシーなので大変満足。

牡蠣のシーズンと言えば冬なので知内町でも牡蠣は採れないのですが、この季節は夏でも寒冷な釧路にある仙鳳趾産の牡蠣を仕入れているとのこと。

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生牡蠣もぺろりと食べて、でも圧巻はやっぱり焼き牡蠣なんじゃないですかね。

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生のどぅるんとした食感はそりゃあまあ生牡蠣独特のものだけれど、一個食べれば十分な気がします。それに比べると火を通したほうが肉質もしっかりするし旨味が増すので、焼き牡蠣のほうが好きですね。アワビも生は、一切れか二切れ食べれば十分。

知内の締めはこもれび温泉で

前回同様『こもれび温泉』で締めることに。

www.jalan.net

今回はふらっと無計画に知内まで来たのでタオルやなんかを持ってこなかったんですが、幸いフェイスタオルを販売していたので難なきを得ました。こういう情報はHPにチョロっと書いておいてほしいものですね。

ここの温泉は日によって男女の浴槽が入れ替わるらしく、前回訪れたときと違っていたので新鮮に楽しめました。

こもれび温泉はその名の通り露天風呂に一本の木が立っていて、それほど大きくも見事でもない普通の木なんですが、湯船から見上げていると絶妙にいい気分になるんですね。見晴らしはそれほど良くなく、半分屋内という感じで天井が開けているのと側面の壁に穴が開いているぐらいで開放感はあまり良くないんですが、そのせいでこの木の存在感が際立ってくるというか。

一面に開けていて森が見えるような温泉ならば木を見ないだろうし、森がないから木を見るわけなんですが、なかなか悪くない。結構気に入っています。

さらにもう一つここの温泉で好きなところは、水風呂が冷たすぎないところ。やはり公営でお年寄りの利用が多いことを見越しているのか、サウナはぬるめ、水風呂もよそに比べるとぬるめになっています。個人的には、水風呂があんまり冷たすぎると心臓麻痺を起こしそうでダメなんですよ。谷地頭温泉とかはムリ。その点ここは、プールより冷たいぐらい、お盆過ぎの北海道の海ぐらいの水温なのでちょうど良いのです。

ひんやりとした水が、自分の周りだけ徐々に体温とおなじぐらいに温まってくると、水風呂と体が一体になったような不思議な浮遊感に包まれます。そうこうしていると頭の奥がビリビリと痺れたようになって、辺りのものが歪んでくるようになります。サウナでできるトリップ体験。これが楽しくてサウナがやめられないんですよね~。

そんな感じで、夏でも冬でも牡蠣を楽しめる知内でした。

8月末から9月はちょっと忙し目なので、なかなか秘湯めぐりもできないのが残念。来月後半あたりにまた遠出できるかな。