そういえばVRとは『仮想現実』のことでした
最近はAmazonプライムでグランドツアーを見ているんですが、
この番組では試乗と称して数千万円からするスーパーカーがサーキットを所狭しと駆け回るんですが、こういうのを見ていると自分もやってみたくなります。そうは言っても軽自動車で公道を爆走なんてしたら免許証が何枚あっても足りません。というわけでPS4を立ち上げてレースゲームの体験版を物色してみることにしました。WRCが好きだったのでセバスチャン・ローブ ラリーが気になったのですが、箱庭みたいなところをコロコロと走らされるだけだったのですぐに飽きてしまいました。本編はちゃんとレースしているのかな。
続いて目をつけたのがF1レースのゲームです。
- 出版社/メーカー: ユービーアイソフト
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: Video Game
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地上波で放送していた時はたまに見ていたのですが(何時代の話だw)、同じコースの中を専用の車でグルグルと回るF1よりも、一般道を普通車っぽい形の車が走るラリーのほうが好きでWRCファンになったんですよね。だからうーん、正直「F1かー。まあ、背に腹は代えられないしな」ぐらいの気持ちで始めたのですが。
F1、面白すぎた
ムービーじゃなくてゲーム画面でこの画質。凄すぎです。
どう面白いのか
画質に挙動に音響に、全てがリアルなんですが、リアルさを追求していくと問題になるのがプレイヤーが下手な場合。むかしニンテンドー64のゴールデンアイを遊んだ時に、クールでイケメンのジェームス・ボンドが、信じられないようなドジをやらかして死にまくるんですよ。プレイヤーが下手なせいで。それがトラウマでリアル系でテクニックを要求されるゲームは敬遠するようになったのですが、このゲームは違いました。難易度を下げてみると、コース上に最適なラインが表示されるようになるのです。
基本的にこのラインをなぞり、
スピードが出すぎている時は赤くなるのでブレーキをかければOK。
こんな感じでサルでも簡単に理想的なラインを走れるようになるので、誰でも100周も走ればそこそこ良いタイムを出せるようになります。そうですね、だいたい100周ぐらい(^_^;)
楽しさの秘密は没入感
このゲームはうまくコースを回れるようになるためのプラクティスが豊富なところが気に入っています。まずはうまくラインをなぞる練習、それからタイヤの使い方を学んで、早いラップタイムを出す訓練をして、その後はセッティングを突き詰めるために何度もコースを走り、そして本番には何十周も走らされることになります。1つのコースを100周近く大量に走らされて飽きるかと思いきや全くの逆で、徐々にタイムを縮めていく作業が楽しくて仕方がなくなるという不思議。
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その秘密はPSVRなんじゃないのかな、と。F1 2016はPSVR対応じゃないんですが、普通にHMDとして使ってイヤホンで3Dサウンドを聞けば、気分はすっかりF1ドライバー。普通にテレビ画面に写しているだけなら「ゲーム」なんですが、PSVRを使うとゲームの世界に入ってしまう感覚が味わえるんですよ。
そういえばVRって、仮想現実という意味でした。現状PSVR対応のソフトで本格的なものはほとんど出ていないので、それまではこういう一人称視点のゲームに活用するのがオススメです。
どうせF1ゲームをやるのなら
体験版は第一線のオーストラリアしか収録されていませんが、基本は本編と全く同じなので毎回3時間以上びっしりと遊べてしまって申し訳ない気持ちに。本編も買おうかなあ。だけどガッツリ遊ぶんだったらコントローラーでは厳しいんですよね。アナログコントローラーと言っても実際はオンオフぐらいしか効かないから。というわけでハンドル型のコントローラーがほしいんですが、
T150 Force Feedback Racing Wheel for PlayStation (R) 4/PlayStation (R) 3/正規代理店保証製品
高い……。フォースフィードバックといって、実際の車のようにステアリングを回す力に反動を生むためにはどうしても機械式にせざるを得ないため、価格が跳ね上がるようです。
【PS4 PS3 PC対応】Racing Wheel Apex for PS4 PS3 PC
FFBナシのモデルだと半額で12,000円ぐらい。だけど安物を買って後悔しても仕方がないし、どうしようかな。とりあえずイージーモードでも1位を取れるぐらいまで頑張ってみて、それから考えることにしよう。