ジンベイザメとたわむれたいだけの水族館だった―4泊5日沖縄旅行その7

昼ごはんを食べていよいよ美ら海水族館へ。下調べした情報によると、駐車場はP6かP7の立体駐車場にすべしとのことなので、屋外の駐車場を避けて先へ進みます。ちょうど昼過ぎで日差しのパワーも最高潮で、こんな時に炎天下に駐車したら車内は灼熱地獄でしょうね。立体駐車場はかなりの混雑でしたが、それでも駐車スペースを確保することができました。

美ら海水族館

oki-churaumi.jp

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ジンベイザメはさすがの大迫力。だけど、どうせならあの中に入って一緒に泳ぎたかった(^_^;)

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DP1xは暗いところが苦手です(-_-;)

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オニヒトデはまるで宇宙要塞。無数の触手を伸ばしてニパニパと移動する。

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ビクビクしているチンアナゴがかわいいw

ちょっと期待はずれ感

規模は凄いとはいえ、さすがに2002年開館だと、今となっては旧世代な感じも否めないかな。すみだ水族館のような「水族館2.0」な見せ方、動物園で言うと旭山動物園のような工夫がないと、この時代だとちょっと物足りなく感じてしまいました。

何と言っても辛いのが、水族館を出て別館に行く際に日差しを避ける構造物が一切ないことでした。うっかりマナティー館やイルカラグーンまで足を伸ばしたせいで焼け死ぬような思いをするはめに。晴天の沖縄の日差しは「日に焼ける」どころの騒ぎではなく「火で焼かれる(物理)」ぐらいのパワーがあって、ほうほうの体で水族館まで逃げ帰る際も背中が焼けるようで「カチカチ山のタヌキか!」とツッコミを入れたくなるほどでした。

こんな灼熱なのは分かっているんだから、地下を通すなり、歩道に日除けを整備するぐらいのことをすればいいのにねえと思うのですが、そこら辺がちょっと旧世代だなあ、と思ってしまいました。それと、別館の方はそうまでして足を運ぶレベルではないので、本館だけで満足しておくほうが良さそうです。16時からだと入館料が安くなるので、涼しくなってからのほうがベストかも。

それと、おみやげ屋さんのラインナップがひどすぎるのも残念。「○○に行ってきました」レベルのお菓子やら汎用品のぬいぐるいみばかりでちっとも購買意欲をそそられない。大人向け、というより子供だましの商品を置くのはやめてほしいなあ。そこらへんも旧時代的。ジンベイザメ柄の甚平とか置いたらどうだろう。

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入口前のスペースから望む伊江島が綺麗。真ん中に突き出している城山は、世界でもここだけでしか見られない特殊な地層から出来ているのだとか。まだまだ行けていない面白いそうなところがいっぱいあるなあ。

新垣ぜんざい店

であまりの暑さにやられたため、涼を求めて本部にある新垣ぜんざい店へと向かいました。

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沖縄って看板を直接壁に書くんですよね。台風で飛んでいかないようにするためだとか。

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氷の下に隠された金時豆がとろりと濃厚で染み入る美味さ。沖縄の美味しい食べ物というのは素朴でありながら本能に訴えかけてくるんですよね~。シンプルだけど奥深く、単純だけど隙がない。そんな感じ。

券売機にはたくさんボタンが並んでいて「こんなにメニューがあるのか!」と驚いたら、すべて「氷ぜんざい250円」で、ボタンの違いは個数が違うだけ。1人前から二十何人前までズラッと並んでいて、それが店内で食べるのと持ち帰りの二種類あるのでかなり戸惑いました。

「さすがにボタン多すぎだろw」と内心で思いながら食べていると、大鍋を担いだ女性が二人店内に入ってきて「持ち帰り10人前お願いします」との注文が。あるんだ…普通に…。ひとつの鍋に氷を、もうひとつに金時豆を入れてわっせわっせと出て行きました。大家族で食べるのかなあ。


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きしもと食堂

店を出て車に乗り込もうとした時に、すぐ近くの路地に長い行列ができているのを見つけました。暖簾には「きしもと食堂」の文字が。これは隠れた名店なのか!?と思いつつも、さすがにおなかいっぱいなのでスルーしてしまいました。

しかし帰ってから調べるとわざわざ那覇市内からここの沖縄そばを食べに来る人が後を絶たないほどの有名店だったとのこと。なんてもったいないことをしてしまったんだ! そうと知っていれば一杯のかけそばならぬ一杯の沖縄そばを二人でシェアしたって良かったのに。ここは次の機会に取っておこう。


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