将棋の神様

今週のNHK杯に泣いた。こんな逆転劇が見れるなんて、将棋を知っていて良かった。

羽生二冠対中川七段、しかも解説が加藤1239段という好きな棋士ベスト5が3人も揃ったのでたまたま録画しておいたのだが、この羽生マジックには鳥肌が立った。99.9%中川7段が勝つ将棋だった。そこに9八角打ち。指された途端、背筋がざわつくような角。いやそれは相手が羽生善治だからそう思う手なのかもしれない。ただの相手ならば惑わされることは無いのだろうか。勝つために全身全霊を尽くす羽生二冠の表情が凄かった。月下の棋士にもハチワンダイバーにも現れない、『角落ちならば神にでも勝つ男』の表情を見て欲しい。
 
ただし今回の個人的なおすすめはコレ。加藤一二三語録に残したいセリフだが、最後に感動的な逆転劇が現れたため影が薄くなってしまった。

さすが加藤九段というべきか、思わず爆笑してしまったのでアップロードしてみた。