レッドビーシュリンプの無給餌飼育
ヤフオクでうっかり50匹のレッドビーシュリンプを落札してしまったので、全部を30cmキューブ水槽に入れるのではなく、一部はEcoqubeに入れることにした。
本当はミナミヌマエビの避難先として立ち上げていたんだけど、水草絨毯の水槽から底面を這い回るミナミヌマエビを捕獲するのは困難だったので、30cmキューブ水槽の方はレッビーとみなみんの混泳とし、Ecoqubeには10匹くらいのレッビーを入れることになった。
Ecoqubeの方は立ち上げてからこの方、水換えと称して隣のキューブ水槽の水を追加して、水質やバクテリアの状態を合わせていたのだった。
そのおかげでキューブ水槽で水合わせしたエビをそのままEcoqubeに投入しても1匹も死ななかった。
硝酸塩を観葉植物が吸い取ってくれるため、水換えが不要という夢の水槽、Ecoqube Cなんだけど、そもそもの水量が5.67リットル(1.5ガロン)しかないという根源的な弱点がある。
30センチキューブ水槽は27リットルも入るので、そのわずか5分の1しかない。
水量が多いのならある程度汚れてもバッファで収まるし、水換えの時まで耐えればいいけれど、Ecoqubeは基本水換えをしないものだし、植物が吸える老廃物の量にも限界があるので、閾値を超えてしまったら一気に崩壊してしまう危険性が高い。
というわけで、こちらの水槽は基本的に無給餌で飼育してみることにした。
人工飼料は栄養価が高い代わり、食べ残しがあると一気に水を汚してしまうのが怖い。
ただし餓死は怖いので、ベタ水槽に突っ込んでいたウィローモスを入れてみることに。
肉食魚の水槽に入れていたせいで黒苔で真っ黒になっていたウィローモスだったが、ものすごい勢いでツマツマされて一日できれいにされてしまった。
今後も週替りで汚れたモスを入れてきれいにしてあげたい。
これまでただ水槽に突っ込んでいただけのウィローモスについて、急に「きれいにしてあげたい」などと言い出したのには理由があって、ローガン梅本氏の戦車模型低級技術指南を読んでいたら、ウィローモスを乾燥させたやつがジオラマに使えると書いてあったからなのだった。
戦車模型低級技術指南: やりたくないことしないで作る面白いだけのプラモデル技法書
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最近は余裕ができて久しぶりにジオラマ作りを再開しているので、ウィローモスを増やしたいと思っていた。
ベタ水槽の中は富栄養なのでモスはバンバン増えるけど苔で真っ黒になってしまうのが問題だったけど、エビに黒苔を食べてもらってきれいになったのを使えば一石二鳥になる、という算段である。