2017台湾旅行 ~その2~ 桃園国際空港に到着
台湾旅行記の続き。ご飯を食べてお酒を飲んで寝ていたら別の国に着くなんて、国際線は天国みたいだな~と思ったのが前回まで。
いよいよ台湾国内に足を踏み入れたわけですが、感慨にふける前に桃園国際空港でやっておくことが3つあります。
台湾ドルへの両替
現地通貨への交換方法はいくつかあるんですが、基本的に空港の両替所が「手軽さ」と「レートの良さ」のバランスが取れているらしいです。最終日にお金が足りなくなってクレジットカードを使ったら、引き出し手数料を300元も取られた(1,200円も!)ので、多少多めに替えておいたほうが良さげ。飲食店や屋台では当然現金オンリーだったりしますからね~。
ちなみにクレジットカードは、台湾だとアメックスが全然使えないので要注意です!
自分はメインのクレカがVISAで、ヨーロッパで使えなかったのでアメックスのも作りました。今回はメインのクレカを無くしたりスキミング的なものにあったらめんどくさいのでアメックスだけ持っていったんですが、どこの店でもATMでもほとんど使えなくて往生しました。ぐぬぬ。
逆に台湾で強いのはJCB。JCB以外だと300元以上使わないと使えないという注意書きがあったり、あまつさえ優待があったりするので、台湾に行くならJCBのカードを一枚持っていったほうがいいかもしれませんね。
閑話休題。登園国際空港の両替所は、なんと入国手続ゲートの手前にあります。これは便利。
しかも台湾銀行なので場所がいいからレートが悪いということもなく1台湾ドル=3.840円でした(その他に手数料が30元)。だいたい現地の価格を4倍すると日本円になりますね。ちなみに「台湾ドル」とは言いますが現地の表記は「元」で、誰もドルとは言っていないのがちょっとおもしろいw
SIMカードの購入
さらに両替所のすぐ隣には中華電信のSIMカード売り場があります。両替した足でそのままSIMを買えちゃうのは便利ですね。
ただ、時間が遅かったせいで店員さんが一人しかおらず結構な行列になっていたので、混んでいるようなら出国後に手続きを済ませたほうがいいかもしれません。
手続きは鬼のように簡単で、SIMフリーのスマホを持っていって、合うSIMのサイズとプランを選ぶだけ。
選択できるプランも神レベルに簡単で、普通の旅行者なら基本的に3日で300元(データ無制限・音声通話100元分含む)か5日で300元(データ無制限・音声通話50元含む)のどちらかを選べばOK。
SIMカードを差し込んだら「ここでインターネットにつながるかチェックしていけ」と言われるので、脇にどけてアンテナの表示が出るか確認しました。前に並んでいたお客さんはうまくいかなくて、店員さんに手伝ってもらって接続できていたので、慣れていない人でも大丈夫そう。
という感じで、わずか1,200円で滞在中のインターネット接続が可能になります。わざわざ割高なWi-Fiを借りる必要はないですね。
最初に海外に行ったときこそポータブルWi-Fiを借りたりしたんですが、壊したら弁償しなきゃならないから保険にも入らないとならないし、かさばるし返すのも大変だし、返却のための郵送の日数もレンタル費用に含まれたりしてて散々でした。
それにしても、以前イギリスやイタリアでSIMを買ったときとは偉い違いです。時代が進むとこんなに簡単になるんだなあ。
イギリス ロンドンでXperia tipoを使ってきました - 鵜の目鷹の目
当時でさえ低スペックで動かすのにも息切れを起こしていたXperia tipoは、あれから4年経ってテザリングするだけで精一杯なところまできてしまいました。海外旅行に2回持っていったし、格安SIMを乗っけてiPhoneの親機にしたこともあったし、これでお役御免かなあ。今月末ころに予約が始まるiPhoneXはSIMフリーになるし、今後は1台持ちで大丈夫になるのかな。
悠遊卡(EASYカード)の購入
台湾で地下鉄に乗るのなら、絶対買っておきたいのが悠遊卡(よーよーかー)ことEASY CARD。Suicaみたいな非接触ICカードですが、これがあると市内での移動が非常に便利なので是非とも買っておきたいところ。
カード本体が100元しますが、メトロの運賃が2割引きになるので500元乗れば元が取れる計算です。桃園空港と台北駅までが片道140元だったので、その他に市内を軽く散策していたら軽く500元使ってしまいました。それに、一回買えば次に行った時に使えますからね(また行きたい)。
カード売り場はインフォメーションセンターのすぐとなりで、桃園機場捷運(MRT)みたいな表示のあるカウンターです。以前は「電子票證聯合服務」というところだったらしいんですが見当たらなくて、係員に聞いたら名前が変わったそうです。
MRTで桃園空港へ
そんな感じで準備を済ませたら、MRTに乗って台北駅に向かいます。MRTの駅内は未来的で清潔で美しく、アジアに来たという雰囲気はゼロ。
あまつさえこんな広告があったり、
地名はこんなのだったり、
台湾っていうか愛媛に来たのかなって思います。日本っぽい風景で日本っぽい顔の人が歩いていて、看板もともすれば普通に読める。でもどこか違っていてかすかな違和感がある。まるで間違い探しのような風景。
桃園空港からタクシーでホテルへ
今回利用したのは台北駅から北に1.7kmほど離れた台北城大飯店というホテルです。
台北駅からも最寄りの雙連駅からもそこそこ距離があるんですが、寧夏夜市や迪化街(問屋街)に近く、斜向かいにはカルフール(深夜2時まで営業!)もあるので立地的にはむしろ便利な部類です。台北駅までタクシーで70元(280円)しかかからないですしね。
しかも見た目は超豪華で(ホテル自体よりも併設されているスタバのほうが有名らしい)、
部屋も立派。
アメニティは充実しているしバスルームは清潔そのもの。これまで泊まった海外のホテルの中ではナンバーワンです。電源が多いのも助かるところで、ベッドサイドに1つ、サイドテーブルに2つとUSBの給電口が2つありました。朝食のブッフェはそこそこでしたが、台湾なので外で食べればいいだけですしね~。
さて、荷物を置いて身軽になったら、いよいよ台湾名物の夜市へと繰り出します。ここまでは「なんだか東京っぽいな」というイメージだったんですが、それが果たして覆るのか。以下次号!