2017台湾旅行 ~その12~ 帰国

短いようで長かった、たった2泊3日でもものすごく密度が濃かった台湾旅行も無事終わり、あとは帰るだけとなりました。

台北城大飯店は朝ごはんより早く出発するお客さんのためにお弁当を用意してくれるサービスまでありました。中身はサンドイッチ(結構美味しかった)と野菜ジュース、そしてリンゴまる一個というラインナップ。道理で思いと思った。普通に機内に持ち込んでしまったけど、果物って日本に持って帰ってきてよかったんだろうか。謎だ……。

大通りに面しているので、フロントに呼んでもらわなくてもすぐに拾うことが出来て便利。

「うぉーしゃんちーたいべいじゃん」

と言って、ついでに

「うぉーやおつぉふぇいちー」

あたりを付け加えると台北駅の桃園空港行きの入り口の方に連れてってくれます。中国語を覚えておくと便利ですね~。

台北駅から桃園空港まではMRTで40分ほど。来る時は夜中だったので真っ暗でしたが、帰りは車窓からの風景が楽しめます。台北の中心部から少し離れた郊外にはにょきにょきと高層マンションが立ち並び、これからまだまだ発展していく国だという雰囲気でした。

空港内に入って手荷物検査を済ませたら、あとは残った現金の整理です。昨日おろしたせいでまだ1万円以上の現金があったので、贅沢にゴディバのトリュフを一箱購入。お金を払い終えると店員さんが、これは賞味期限が近いから、といってココアをひと瓶入れてくれました。おまけと言ってもこれですよ。

おまけで3、000円! 太っ腹だ~。

それにしても台湾のひとが面白いのは、台北101でもそうでしたが、こういうおまけを「会計後に」つけてくれるんですよね。買う前に「買ってくれたらこれもサービスするよ」というなら分かる。でも買った後におまけを付けたって、言ってみれば釣った魚に餌を上げるような行為じゃないですか。

そりゃもちろんもらった方は気分がいいですよ。台湾のひとの心の暖かさに触れて、素直に「ああ、また台湾に来たいな」と自然に思うじゃないですか。

でもそういうのって、無私というか無欲というか、損得勘定ではできない行為だとですよね。だってもう一度そこで買う保障はないし、もう二度と台湾には来ないかもしれない。にも関わらずこういうことができるというのは、人がいいのかホスピタリティに優れた民族なのか。

それに加えて感じたのが、街に車椅子の人が多かったことです。市場や街なか、九分でもよく見かけました。単純にお年寄りの人も多いけれど障がいのある人もいて、かと言って特段歩道がバリアフリーになっているとかそういうことは無いんですが、それでも積極的に家の外に出て活動しているんですね。そういうのってやっぱり、車椅子の人を受け入れる心の素地があるのかもしれないなあ、などと思いました。

なぜか本格派インドカレーを食す

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出発まで間があるし、ホテルからもらったサンドイッチだとちょっと味気ないし、ということで空港内のフードコートに何故か本格派インドカレーのお店があったので入ってみました。

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辛いマークがついてあるのを選んだけれど全然平気。甘い舌の台湾人に合わせているのかもしれない。

機内食が出るのを忘れていた

さて機内に乗り込んでしばらくすると、すぐに機内食が出てきました。

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うーん、これは食べられない。ビールのつまみとしておかずをちょっとだけ食べて、あとはさっさと寝ることにしました。

台湾にまた行きたいわん

そんな感じで、日程は短かめですがかなり楽しい旅行でした。値段も安いからコスパもいいし、国内のほかの都市に行くよりも早く着くから移動時間分楽しめるし、長時間揺られて疲れすぎるという心配もない。人は優しいし勉強していった中国語も役に立ったし、満足できる旅になったと思います。

惜しむらくは下調べ不足で市場が定休日だったことと、暑さを甘く見て徒歩での移動が多かったことかな。また行くときはもうちょっと計画的に考えよう。っていうかまた行きたい。早く行きたい。

もしまた行くとしたら、九分に一泊するのも面白いんじゃないかと考えています。そうすれば真夜中の、人っ子一人いない九分の町並みを探索したり、金瓜山や十分などの近くの観光スポットも楽しめるし。または新幹線に乗って高雄や台南など、南の方に行ってみるのも楽しいかもしれない。

そんなことを考えていたらこんなニュースが飛び込んできました。

www.hokkaido-np.co.jp

次はタイかな! タイもいいな~。