Xウィング製作記その1

スター・ウォーズ盛り上がってますね!

[asin:B01427MW3O:detail]

危うく買いそうになったけど値段を見て冷静になった(笑)

自分もSWBFをプレイしているうちに熱が高まって、シリーズ6作全部借りて見直しました。ずいぶん前に見たっきりだったのでストーリーの大筋は知っているけど…状態になっており、新鮮に楽しむことができました。

特に印象的だったのが、旧三部作であるところのEP4~6の主人公はルーク・スカイウォーカーではなく、ダース・ヴェイダーだというところ。普通に見ているとルークかなと思うんですが、改めて見るとヴェイダー卿の存在感の大きさに驚きます。最初は強大で恐ろしかった黒い悪魔のような男が、ストーリーが進むに連れてその鉄仮面に表情が感じられるようになるんですよね~。

特にEP6で、「ルークが、息子がついに仲間になってくれた!」と喜んでからのガッカリ度や、パルパティーンに殺されそうになるルークを見つめる苦悩、そして「息子ー!」とばかりに助けに入るシーンは涙なしには見られません。この後映画では、息子を助けた代わりに死んでしまったヴェイダー卿を火葬するシーンがあるんですが、なんとこのシーンを5時間延々と流し続けるというアホな動画があるとのこと。誰が見るんだw

gigazine.net

EP1~3は課長島耕作に対してのヤング島耕作みたいなもので、あくまで本家のスピンオフなんだと思っていました。EP1は幼い時のアナキン少年が可愛いぐらいしか見どころがなかったなあ。ジャー・ジャー・ビンクスはうるさいし。

ところがEP2は単体で見たらダントツに面白い。アミダラ女王の命を守るため、またはフォースの暗黒面の陰謀を探るためのスパイアクションさながらの展開から、最後はジェダイの騎士たちが大暴れするわクローン兵で戦争をするわ、さらにそれぞれのキャラの活躍もあってとても良かったです。ここにきてヨーダが一番美味しいところを持って行くとは…。

EP3はいよいよこれまでの陰謀が明かされるとあって、皇帝vsヨーダ、アナキンvsオビ=ワン・ケノービという、メインキャラクター同士の手に汗握る攻防が繰り広げられるのが最高で、いや、結論はもうわかってるんですよ。続きをもう見てるから。なのにもう本当に面白い。オビ=ワンがアナキンにとどめを刺せない優しさがね、泣ける。

旧三部作に比べて新三部作の評判はイマイチだったと記憶しているんですが、普通にすごく良く出来てましたね。CGとかセットみたいなものだけじゃなく、演技もアクションもストーリーも洗練されて、きちんとした作品になっている。それに比べると古い方はなんというかこう、同人映画くさい。そこがまたいいところではあるんですが(^_^;)

これまでの六部作はヴェイダー卿のストーリーだったので、明日公開されるEP7がどうなるものか、不安なところもなきにしもあらず。スター・ウォーズはルーカスの手から離れてディズニーのものになってしまったわけですが、それはある意味で「ルーカスがスター・ウォーズの呪いから逃れることができた」のだという分析もあり、それが良かったのか悪かったのかは映画を見てみないと判断できませんね~。

miyearnzzlabo.com

個人的にはベイマックスみたいな、完璧に完成されたエンターテイメントも好きなんですけどね。さてどうなるか。

閑話休題

というわけで、Xウィングを買いました!

塗装前提なのでとりあえず今は仮組みまで進めているところなんですが、作っていてヒシヒシと伝わってくるのですよ。バンダイの凄さが!

パーツの精度がとにかく凄まじく、スケールモデルを作り慣れている自分からすると驚きの連続です。現代のスナップフィットはここまで進化していたのか! ランナーとパーツとの接点が細くなっていて切った跡がわかりにくくなっているうえ、ほとんどの部分で切断面が影に隠れるようになっており、単にニッパーで切って組んだだけでも違和感がなく組み立てられるようになっています。
さらにこれは個人的な印象なのですが、他の会社のプラモデルと比べてパーツに粘りがあるというか、柔らかくねっとりしている感じがします。そのおかげで切り離しやすく白化もしにくいような気がするのですが、ランナー跡を削るためにナイフを使うと、ナイフの背でパーツが傷ついてしまうという欠点も。

それにしても、パーツひとつひとつのモールドの入り具合が細かくて、組み立てるたびに感心しました。これがバンダイのプラモデルか…、バンプラ!

f:id:Red-Comet:20151223103616j:plain

仮組み終了。これだけでもめちゃくちゃカッコいい。おなじ1/72スケールのプラモデルを並べてみると戦闘機の大きさがよく分かります。ダグラムより大きい。

f:id:Red-Comet:20151223104011j:plain

左の戦車、ノイバウファールツォイクは全長6.6mで重量23t。Xウィングは全長12.5mで6.5tらしい。陸上生物と鳥ぐらい違う。まあ当たり前なんですけど。ちなみにダグラムは20tということで、この大きさでも戦車より軽い。未来の新素材のおかげですよね~。

ノイバウさんはかなり前に作りっぱなしにしていたのを比較のために取り出したらものすごいホコリまみれで「うわっ!なんでこんなに?」と驚いたんですが、そもそも『廃屋に眠っていた戦車を子どもたちが発見する』というシチュエーションのジオラマを作るために、ホコリっぽく見えるように塗装したのでした。自分をも騙すとはなかなかやるな。いつかちゃんとジオラマにしてあげよう、

Xウィングの方は、このまま墨入れしてデカールを貼って完成してもいい感じだとは思うんですが、せっかくなので本編に出てくるような歴戦の機体っぽく塗り分けたいと思うのが人情です。

そこで、箱絵のようなドロドロの歴戦の機体っぽく仕上げるため、マホガニーから立ち上げてスケールモデルっぽく塗ってみることにしました。

次回は塗装編! 轟雷は改造に時間がかかるので後回しになる模様(^_^;)