全然暴落じゃないし Vol.2

 今日の藤巻プロパガンダからのメールの内容に感銘を受けました。論点は以下の通り。

  • キャリートレードの解消など、起きていない」と思う。
  • 日米金利差が開いたときにヘッジファンドがやるオペレーションは、ドルの先物買いである。
  • 新聞や、アナリストが、実態がわからずに「キャリートレードの解消」と騒ぐから、マーケット参加者がそれに踊らされただけである。
  • 円安は、まだ始まったばかりだ。円安は進み、日本株の力強い上昇は続くと考える。

 自分のシナリオを裏付けるような中身に満足です。日本国内に有望な投資先が無い以上、ほぼ100%国内で循環していた個人資産の何割かが海外へ流出し、円安に向かうのは自明の利な訳で。それが安易にドル高とは結びつかないかもしれないけど、相対的には必ず円が安くなるはずだと考えています。
 今のところ自分の資産は国内:国外が半分ずつくらいですが、この比率をどんどん国外へと高めている最中です。今後日本がびっくりするような好景気に見舞われた(笑)としても、それはそれで給料とか物価とかで恩恵を得られるので問題ありませんが、だからといって全部を国内だけに集中させておくと不況になったときには目も当てられません。
 そういう意味では投資のコツに、

  • 分散して買う

 ということがあるのだと思います。自分の予想が間違っていることを担保に入れたら一点集中はできません。投資とは、どっちに転んでもなんとかなるような杖*1であって、間違っても一攫千金を狙う手段ではないと考えています。

*1:それが魔法の杖だったら最高だけどw