初スキー!

 昨日は寝坊で出発できずorz
 すごくいい天気だったから家でゴロゴロしながら後悔していた。こうやって連日酒を飲んでいると、酒が体に悪いものだって実感するね。とりあえず今日も日本晴れだったので安心しました。
 
 暖冬の影響で道南のスキー場は滑れた状況ではないらしいので、今年は初スキーからニセコです。本来なら七飯あたりで足慣らしをしてから行きたかったんだけど。ちょっともったいない。
 そんなわけで朝5時半に函館を出発したんだけど、迎う車中でちょいと緊張していた。今年は全然積雪路を走ってないので不安だったのだ。ところがそんな心配も杞憂で済んだ、というか雪、無さ過ぎニセコまで、というかスキー場の駐車場までも雪が積もってない。森のトンネルを抜けたあたりから積もってるかな〜という予想は全くの大外れでした。
 
 予定よりだいぶ早く駐車場に入って車内でコンタクトレンズに換えていると、周囲がなんかイヤーな雰囲気に包まれていた。どうやら大学生のグループの車に挟まれてしまったらしく、自分の車の前後左右がウルセーにぎやかな若者たちに包囲されてしまっていたのだ。
 もちろん当方は一人である。いや別にスキーなんて個人競技だし、一人でも負い目を感じる必要はないんだけど生来のいじめられっこ気質が出てアウトだった。しまいにゃそいつらのスキーがおれの車に倒れかかってきたり「大丈夫だよー傷ついてないしーケタケタケタ」とか笑ってるし。うう、こうなるともう精神的にレイプされてるようなもんだぜ。これで注意したり(←ムリ)いや、車から出て行っただけでさえ笑われそうだ。W-ZERO3を取り出し、ダンジョンマスターで現実逃避したおかげで九死に一生を得たが、危うく心が折れるところだった。次回はもうちょっと遅めに着こう。
 
 5時間券を買ってゲレンデへ。まずは頂上までリフトを乗り継いで、ふもとまで一気に滑り降りてみる。暖冬なだけあって雪質は最悪。これだけ標高があってもダメなのか。下では土や草がちらほらと顔を覗かせているし、上は上でクラストしてしまってあんまりまともに滑る感じではない。そこでコースを花園に移して一日パークで遊ぶことに決めた。こういう時にファンスキーは便利。
 9時から13時まで昼ごはんを食べる時間も惜しんで(というか食堂が満員で)ぶっ続けでジャンプの練習をしたりボックスに入ってみたりして遊ぶ。OffspringなんかをBGMに飛んだり跳ねたりしていると頭の中が真っ白になってすげー楽しい。駐車場で帰らなくて良かったw
 
 パークにいると周りがスノーボーダーだらけなので自然に彼らの動きが目に入ってくる。自分はまだ棒ジャンプしかできないけど、それにしてもスノーボードの人と比べると飛距離が足りない気がする。速度の問題?とも思ったけど、横で見ていてもそんなに急スピードで突入しているわけではない。それなのになぜあんなに派手に、大きく飛べるんだろうとしばらく観察していた。
 そうすると意外に飛ぶ高さというのはスキーもスノボも変わらないのではないかと思えてきた。スノボが大きく飛べるように見えるのは錯覚なのだ。スキーがジャンプ台を飛ぶときに描く放物線。これをスノボは後端でなぞることになる。前端は板の長さの分だけ上空にあるため、その分高く大きく飛んでいるように見えるというカラクリだったのでした。激しく納得。
 
 雪は良くなかったけど晴れてて上着が要らないくらいに暖かかったから、これはこれで楽しかった。次に行く時までにはもうちょっと積もっててほしいけど。まずはファンスキーのDVD見てイメトレだ。