究極のゆるキャン△ 手ぶらキャンプに行ってきた 〜前編〜
ゆるキャン△面白いよね。
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ゆるキャン△の悪いところはキャンプに行きたくなるところ。
なんで悪いかっていうと、用具を揃えるのにむちゃくちゃお金がかかるじゃないですか。場所も取るし。
コンスタンスに週一とかでキャンプインするのならそれでもいいけど、よくて年1、悪ければ生涯1で終わってしまうかもしれないものに大枚はたいてしまうのは危険すぎる。
学生時代にはソロキャンしたこともあるけど、帰ってきてからの後片付けが地味にめんどくさいんだよね。
しかしキャンプに行きたい気持ちはおさえられない、というわがままな人間のために、グランピングというものがあるらしい。
グランピングというのはグラマラスなキャンピングという意味で(なんじゃそりゃ)、要はホテルの客室のようにテントがあって、優雅に手ぶらでキャンプ体験だけを楽しめるというもの。
意外とあるぞグランピング
調べてみると北海道内にはいくつも手ぶらでキャンプが楽しめるキャンプ場があった。
とりあえず最初だからということで、わりと近場にある、真狩村の焚き火キャンプ場というところに行くことにした。
「電源&暖房&wi-fi付きお洒落テントで手ぶらキャンプ!」という地上の楽園みたいな名前のプランは2人で18,800円と、なかなかのお値段がする。
だけどテントは設置済みだしFFストーブまでついているし、寝袋も使えるというのだから分かりみがある。
その他にBBQコンロセット(2,200円)と焚き火セット(2,200円)、その他に朝食ホットサンドとコーヒーセット(500円)とアメリカンビッグ!マシュマロ焼を2つ(100円×2)を追加するとちょいとしたホテル並みの金額にはなる。
でも野外で焼き肉をやりたいからコンロセットは必須だし(持参したのを持って帰って洗うのは嫌だ)、キャンプをするのに焚き火がないのは寂しすぎる。
疲れて起きた朝にご飯の用意はしたくないし、焚き火といったら焼きマシュマロは必須だろうし、どれも欠かすことのできないオプションばかりだ。
道の駅 真狩フラワーセンター
羊蹄山の麓はこれまで100回ぐらい通っていると思うんだけど、いつもルスツルートかニセコルートばかりで、思い起こすと生涯で一度も真狩村に入ったことがないかもしれない。
というわけで、まずは今まで一度も立ち寄ったことがない、真狩村の道の駅にまずは行ってみることにした。
どこに行っても羊蹄山がある。そりゃ羊蹄山の麓なんだからそうなんだけど、ルスツに行ってもニセコに行っても「羊蹄山があるな」とは思っても、これほど存在を強く感じたことはなかった。
村内にはあと2体の細川たかし像があるという。
ちょうど昼時だったのでここで手軽に食べることにした。名物はユリの花だというので、百合根のかき揚げそばを頼むことに。
蕎麦は普通だけどかき揚げがほくほくしていて美味しい。自分は百合根が好きなんだけど、自分で買って調理してもうまく調理できる自信がないし、ましてやかき揚げは難易度が高すぎて失敗してばかりいる。
まっかり温泉
その後、焚き火キャンプ場に向かったのだが14:30チェックインのところ1時間早く到着したため、まだ準備ができてないと言われてしまった。当然か。
というわけで、翌日に行く予定だったまっかり温泉に入っておくことにした。
やはりというか案の定というか、露天風呂からは雄大な羊蹄山が拝めてとても良い。
山が凄いところは同じものでも結構長い時間眺めていられるところ。割と飽きることを知らない。
函館も、函館山麓にあるんだけど羊蹄山に比べると「山の麓にある」というのがおこがましく思えるぐらい差がある。
露天風呂ではおじさん三人組が、午前中のうちに山スキーを済ませてきたらしくルートがどうのこうのと話をしている。
何時間もかけて雪山を登山して、滑り終えるのはほんの数十分だというから、カタルシスが凄いのだろうな。
というところで前編は終了。
次回は焚き火キャンプ場での一晩と、帰りに寄った温泉の話をする予定。