はてなで気になった質問
http://www.hatena.ne.jp/1130432238
10万円なら株は向かないと思ったので、回答するのは悪いけどすごく気になったからトラバってみた。以下は不利な理由。
- ミニ株は手数料の面で不利。
- 銘柄が限定される(ミニでも単位株でも)。
- 要するに絶対的にタネ銭が少ない。
自分ならこうするなと思うこと(やっていること)。
- 安めの、優待または配当目的の株を買う。
- 1年間はバーチャルで特訓して、その間にもう少し投資資金を増やす。
- その間に買える株(ボロ株?)を見つけて、上がるまででなが〜く持つ。
短期間で2倍3倍に増やそうとするのは方法論として間違っていると思うので、なるたけ穏当な方法を薦めたい。前にも書いたとおり、取引回数をむやみに増やすことは損をする速度を速めるだけのことだと思うので。
自分ならFXだけど、株って最初に言ってる人は為替保証金取引に拒否反応を示すことが多いので無理には勧めない。レバレッジを低く固定しちゃえばなんてことはないんだけどね。以下に10万円を保証金に一年間、外貨預金感覚で米ドルを運用する場合のケーススタディをあげてみる。(1ドル=116円で計算)
取引数量 スワップ益 利率(手数料込み) 許容範囲 レバレッジ 1,000ドル 4,745円 4.545% 1ドル=66円 1倍 2,000ドル 9,490円 9,09% 1ドル=91円 2倍 5,000ドル 23,725円 22.725% 1ドル=106円 5倍 10,000ドル 47,450円 45.45% 1ドル=111円 10倍
許容範囲は最悪ここまでは円高になっても大丈夫、というライン。ちなみにドルの最安値は1995年の79.75円なので、1ドル=66円というのは"確実に"大丈夫なラインと思って大丈夫でしょう。にも関わらず手数料を引いても得られる金利は4.5%。初めてFXをやるか、もしくは黙って放置したいのであればレバレッジは1〜2倍くらいのところが無難かと思われます。あとは自分の独創性を発揮して、これ以上の利益を上げることを目標にすることだと思います。
レバレッジを自分の好きに変更できるところがFXが株よりも優れている最大の特徴なんですが、それを危険だと思うのはその人の考え方一つなわけで。富豪になるためには"レバレッジ"は必須項目だけど、それを学ぶも学ばないもその人の自由ですから。