ビットコインを買ってみた

正月に実家に行ったときに「ビットコインってどうなのよ」と聞かれました。

投資はいろいろやっていますが、「仕組みをよく理解していること」「大損しないように運用すること」というルールを決めているので、投資信託はノーロードかつ再投資型で新興国相手のものを毎月積立でドルコスト平均法で買い、FXはドル円専門、レバレッジ2倍未満で買いからしか入らない(ロスカットの心配がなく、ホールドすることになってもスワップ金利で満足する)といった具合で、円、ドル、新興国とバランスさせて手堅く手入らずで運用しています。

で、ビットコインなんですが、最初期の頃にマイニングの話題などを読んでいたのにスルーしてブームに乗り遅れた感もあるし(辛い)、高値がついている理由がなんだかよくわからないので買わないことにしていました。買わないことにしているとさらにドンドン値上がって、そうなると酸っぱいキツネのように「あんなものはどうせいつか暴落するさ」と思うようになり、なぜ暴落するのかの理論武装をするようになりました。

そもそもビットコインの価値とは交換可能性であって、1BTC=100万円だという合意があれば100万円だし、ましてや少人数が独占している以上、循環取引をしているだけで値段は上がっていくし、その過程でこぼれ出たエサに群がっているのが日本人の個人投資家だという仕組みまで理解していたので、そこら辺の視点をもとにいかに危険かを親に説明しているうちに、

「おや、もしや仮想通貨について一定程度の理解を得ているのでは?」

という気が湧いてきたので、ちょうど正月だし、仮想通貨に手を出してみることにしました。

ビットコインはいつまでビッグコインなのか

巷で言われているように、ビットコインはいつか暴落するだろうと思います。問題は、そのいつかとはいつかということ。どんな突拍子もない予言だって毎日言ってたらいつかは当たるわけで、問題はそれよりも、ビットコインが暴落した後に何が来るかということです。

個人的には、仮想通貨への資金シフト自体は止まらず、仮にビットコインが暴落したとしてもネクスビットコインが上昇するだけで、仮想通貨全体としての総額はむしろ膨らんでいくのではないかと思うんですよね。だって、いま現在、これ以上に面白い投資先ってないじゃないですか。

基本的な戦術

まず適当な取引所に口座を開きます。

国内最大手のBitFlyerは手堅く抑えておきたいところ。

bitflyer.jp

ついでに、新進気鋭のコインチェックあたりもチェック。

簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck

さらに海外の取引所にも口座を開設。

Binance

このBinanceという取引所は中国にある点がアレですが、マイナー通貨を大量に取り扱っているところがポイント。ビットコインの性質上、たとえ中国政府が「中国の取引所から日本への送金を禁止!」とか言っても関係ないですからね。

で、Binanceに50万円分のビットコインを送金して、マイナー通貨を買いまくる。買った後は倍になったら半分売るように指値を入れて、売れたら持ってない通貨を買い足して、いずれBinanceで扱っているすべての通貨を制覇したらどうだろう。倍で売れたら次回以降は半値で損切りして4倍で半分売りたいなあ、みたいな作戦です。

この作戦の良いところは、最悪50万円しか損しないし、しかも全部損するとは考えにくいし、日中注文を出さなくて済むし、どれか1つでも50倍に上がってくれればプラスに転じるというところです。いまのところ仮想通貨は、100種類しか番号がない宝くじみたいなものだから、広く薄く買い集めていく作戦はかなり有効かもしれない。

そんな感じでちょちょいとマネーゲームしてみようかな。うまく儲かったら結果をブログに書く予定(儲かり過ぎたら書かないかもしれないwww)