ゆうとぴあ臼別&見市温泉
偶然にも熊石あわびフェスティバルに立ち寄ったせいでブログの記事が一品増えてしまったけれど、ここからが本番。
今回の目的地は「ゆうとぴあ臼別」。
函館から3時間山の中へ未舗装路林道を3kmくらい進んだところにこの無人の温泉はある。
熊も出るということだけど、今のところ風呂に熊が入っていたという報告は聞いていないので大丈夫かもしれない。とはいえ、以前熊石に来る時に国道をゆったりと横断するヒグマを見たので、運が悪ければ裸で相対峙するかもしれないけどw
無人と言っても自治体がきちんと整備しているので、よくある野湯のようなものではなく、きっちり温泉の姿をしている。
今回はほかにお客さんがいたのだけど、以前訪れたときは無人だったので中の写真も撮れて捗った。
日曜日でも一日に10人も来ないような温泉なので、運が良ければ無人の温泉を独り占めすることができる。
お湯はほんのりと緑がかっており、成分が濃くてとても良い。
もちろん源泉かけ流し。
眼の前には自然の渓谷が広がっている。これほどの開放感が味わえる温泉はなかなかない。
男湯と女湯のあいだには一応仕切りがあるのだけど、奥の方のスペースで繋がっているので女性は(ちょっとだけ)注意が必要かも。
携帯電話の電波も通じない秘境で、コインロッカーみたいな気の利いたものもないので、貴重品はジップロックか何かに入れて湯船に持っていったほうがいいと思う。
あとはとにかく野湯なので、アオダイショウが出たりカメムシを踏みつけたりする危険性もある。
でもまあ、そのくらいの欠点が些細なものに思えるくらい、開放的で気持ちがいい温泉だ。
本当は、あわび山荘の上にある熊の湯も最高なんだけど、裸で入っていると観光客が冷やかしに来るのでなかなか難しいものがある。
その点ゆうとぴあ臼別は温泉ガチ勢しかやってこないので大変良いのだった。
www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp
5月だったらアブもあまり出ないだろうと高をくくっていたら普通に2,3ヶ所刺されてしまった。オンシーズンに比べればまだマシだけど、アワビまつりの時期よりももっと早く来たほうが無難かもしれない。