逆転オセロニアが面白い

普段は民放をあまり見ないのでCMを目にする機会はあまり無いんですが、たまたまお正月に実家でテレビを見ている時にCMを見て面白そうと思ってはじめてみたところ、結構ハマってしまいました。

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オセロとソシャゲの組み合わせなんですが、ただのソシャゲとは違って、きちんとオセロができないと勝てないところが気に入っています。もちろんレアなキャラクターがいれば有利ではあるんですが、オセロのルールそのものをいじるわけではなく、どんなに強力なキャラクターでも相手のコマを挟める場所にしか配置できないし挟んだ駒しか裏返すことができないので、強いコマをたくさん持っている人相手でも技術で勝ててしまうこともあって、それがハマっている大きな要因だと感じています。課金力で殴るだけが芸じゃない。

普通のオセロと違って穴が開いている（コマが配置できない）盤があったり、変形していて角がたくさんあったり、特定の属性のコマを強化するマスがあったりゲーム性が豊かで、結構考えさせられます。

タイトルに『逆転』とあるように逆転要素が強く、HPが残り少なくなってピンチになってから出すことによって威力を発揮するコマがあったり、一度配置したコマであっても後からそのコマを使ってひっくり返した時に発動する『コンボ』によって予想もしなかった大ダメージを発揮することがあって、そこら辺をうまく工夫して思い通りに勝てた時は爽快です。

自分のお気に入りのデッキ

コマの属性には三種類あって、『神』は防御・回復が主体、『魔』は毒（表になっている間継続ダメージ）や罠（ひっくり返された時に反撃）などの絡め手が多く、『竜』は攻撃力が高いうえに攻撃力を増加させるスキルも多く、ひたすら物理で殴るイメージです。

それぞれに利点があってどれも一長一短、これらを組み合わせて弱点を補ってデッキを組むことになります。自分は初期に「アズリエル」というSキャラを手に入れたので、毒デッキ主体で戦っています。

通常は相手のコマを引っくり返した時にその駒の攻撃力に応じたダメージを与えるのですが、毒キャラは通常の攻撃の後で固有の毒ダメージを相手に与えることができます。普通のキャラの毒ダメージは１ターンあたり１００～５００というところなんですが、あずにゃんの毒ダメージが1400！　プレイヤーのHPは２万ぐらいなので、相当な破壊力です。ただし持続力は３ターンまで。合計で４２００ダメージです。

他の毒キャラは表になっている限りダメージが永続するので３ターンで切れるのは不利に思えますが、例えば毒キャラの中でも最強級のルエドは毎ターン５００ダメージを与えますが、トータルのダメージでアズリエルを超えるためには９ターンもかかってしまいます。

このゲームはマス目が３６マスしかないため、最大でも１６回しか自分のターンがありません、しかも大抵の場合、マス目が全て埋まる前に勝負がつくのでアズリエルのダメージを上回る前に終わってしまうことがほとんど。そういう意味では「３ターンでダメージを出し切る」ことは利点だと感じています。３ターン目にひっくり返されるかもしれない場所に置くこともできるし、最悪２ターンでひっくり返されても、相手があずにゃんにこだわっている間に良い場所を確保してもいいというわけです。

単純かつ奥深くて面白い

みたいなことを考えながらオセロをするわけなので、結構頭を使うし単純に能力値が高い駒を揃えれば勝てるというわけじゃないところが魅力ですね。挟んでひっくり返すという単純なルールのオセロに、魔法の要素を取り入れてゲーム性を高めているところが素晴らしい。そういえばカクヨムには将棋と魔法を組み合わせた小説もありましたが、

kakuyomu.jp

オセロのほうがずっと中身が分かりやすい。駒それぞれにキャラクターが設定されているのも良いと思いました。

というわけで大逆転オセロニア、かなりおすすめです。気になったら下記のリンクからインストールすると、無料で星のかけらが手に入るので是非お試しあれ。

ext.othellonia.com

月初めには「超駒」と呼ばれる強いキャラが手に入りやすくなるイベントが開催されるので、始めるならいまがチャンス＼(^o^)／

オセロ力を上げたい

課金力は無いのでその代わりにオセロ力を上げたいと思い、入門書を読んでみました。

史上最強カラー図解　強くなるオセロ

そしたらこれが驚きの連続。ネズミ定石、ウシ定石、トラ定石にウサギ定石と十二支にちなんだ戦法名があって、さらにウシ定石の使い手には『猛牛の○○』みたいな二つ名が、冗談ではなく本当に実在するプレイヤーに付けられているというのだから面白い。オセロ単体でもこんなに奥が深いゲームだったとは……。