第1回 SSFファンイベントに参加してきました

ちょうどよくワンダーフェスティバルとタイミングが重なったので、ついでにSSF(佐藤紳哉ファミリー)のイベントに参加してきました。
7月26日イベントの詳細です! : SSFブログ 佐藤紳哉六段とその仲間たち
 

渋谷の街へ

渋谷は初めてで、しかも駅から会場のカフェまでの道を歩いている人がみんな鬼のようにオシャレなので軽く尻込みしました。オシャレ鬼か! ここはオシャレ鬼ヶ島か!

会場に入ると綺麗なお姉さんたちが受付をしていて、お客さんも将棋道場で見かけるような人よりもちょっとリア充寄りな感じがします。女性連れも多く、将棋イベントにしてはなんだか非常にオシャレな雰囲気。なんだろうこのアウェー感は。とりあえずグッズを眺めて時間を潰します。
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石田くんって『名寄のピーターパン』だったのか。SSFのアイドル的存在…?
まあ、『八王子のアイスリンク』よりはいいと思う。
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Tシャツはちょっと欲しかったけど、将棋大会に着ていったって知っている人は極稀だろうし、機会が限定されまくるので買えませんでした。家でパジャマの下に着るはめになりかねない(^_^;)
 

イベント開始

時間になり、主催者の佐藤紳哉先生の挨拶とSSFのPVが上映され、フリートークが始まりました。
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「SSFと私」というテーマでは、瀬川先生を始め全員が「自分はSSFに入るつもりはなかったが、一回でもイベントに参加すると強制的に加入させられるので」と言っていたのに苦笑w
瀬川先生のトークでは「棋士あるある」で、告白してダメだった女の人に一年後、「将棋では対局の後に何故負けたのかを検討する感想戦というものがあるんだ。だから前に告白した時、自分がどうダメだったのか教えて欲しい」と『恋の感想戦』を求めた話がツボでした。それを聞いていた他の棋士も「あるある」と頷いていて、将棋会の奥深さを知りました(^_^;)
 

飯島先生との指導対局

そうこうしているうちに指導対局の時間となりました。今回のイベントでは「10分限定指導対局」が他のプログラムと平行して行われており、10分だけ進めてそこで感想戦と記念撮影を行うことができる(500円)というものです。
指導していただく飯島先生に、
「自分は引き角の本を二冊とも持っていて、今回のイベントは飯島先生との指導対局をするために来たようなものです」
と興奮気味に伝えると、
「自分は深夜A時だから紳哉さんに呼ばれて来たけど、本当はSSFじゃないからw」
と笑われてしまいました。なぜそこを頑なに拒絶する(^_^;)

新・飯島流引き角戦法

新・飯島流引き角戦法

手合は二枚落ちでお願いしました。以前に連盟道場で塚田先生に指導していただいた時は飛車落ちで負けているので、今回は確実に勝つつもりですw
ですが、そもそも駒落ち定跡を知らないので今回も厚みを築かれて苦戦しました。角頭を狙って進出してきた金をさらに呼び込んで、空いたスペースにと金を作って、どうにか勝たせていただきました。
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次の一手が決め手。詰将棋みたいな邪魔駒消去の手筋。『作ったような局面』を気持よく指していたけど、やっぱりプロの先生だから意図的に『作った局面』なんだろうなあ。プロ凄い。
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最後は局面をポラロイドで撮影してもらい、サインまでいただきました。王手をかけずに腹銀を打ったのを「筋がいい」と褒めてもらったし、いや~、遠くから来て良かった\(^o^)/
 

目隠し10秒ペア将棋

興奮冷めやらぬまま、さらにお酒を飲んだり(飲み放題)料理をつまんでいたり(結構美味しかった)していると、目隠しペア将棋が始まりました。
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会場はリア充ばかりかと思っていたけど、対局が始まると床に体育座りで観戦する人も出るなど、ちゃんと将棋ファンの集まりなんだと実感しました(^_^;)
ペア将棋ということで、相方が指した手を即座に否定するような手が出たりして何が起こるか分からないという面白さもあり、短い時間で白熱した将棋を見ることができて良かったです。
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それにしても関心したのは室谷由紀女流初段の進行の上手さです。解説は歯切れよく、周囲も見えていて慌てることがなく、そして写真で見るより10倍ぐらい美人! NHK杯の聞き手になる日も近いかな?
 

SSF(スーパー滑るファミリー)の本領発揮

そしていよいよヤバイやつ、SSFによる創作演劇「浦島太郎」の始まりです。
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上村亀の動きがシュールw
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このピンク色の人が乙姫だというw ゆきりんを出せ!
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最後はズラでオチ。安定のネタ感ですなあ。
 

まとめ

飲んで笑って将棋を指して、本当に楽しいイベントでした。
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会費6,000円はちょっと高かったけど、場所を考えるとこんなものかな、と。生棋士をたくさん近くで見れたし、しかも壇上にいて堅苦しい感じじゃなくて、みんなの間で談笑したりお酒を飲んだりしているリラックスした表情なのも良かったです。
石田四段には「自分も北海道出身なので応援しています!」と伝えられたし、松尾七段やポーカーの木原さんなどがお客さんで来ていたのも見られました。松尾先生はもじゃもじゃしている印象が強いですけど、プライベートだとシャツのボタンをガッ!と開けて、ワイルド&セクシー風味でしたね。
 
反省点としては、自分ももうちょっと交流を目指しても良かったかな、と(^_^;)
Twitterでよく見ている人も何人か参加していたのですが、話すのが苦手なので二の足を踏んでしまいました。もうちょっと頑張ればよかったかな。まあそれは次からの課題ということで。
 
地方に住んでいるとなかなかこういうイベントに参加できる機会がないので、今回はタイミングがあって良かったです。またちょうどよく参加できるといいなあ。