素直な気持ちで

日曜日は休日出勤だったのだけど、これが相当にひどいものでした。
本当は自分ひとりでもできるぐらいの作業なんだけど、自分もそろそろ異動だし、後任に仕事を教えるために二人での作業となりました。
まあこの相方が足を引っ張ることヒッパルコス
意欲だけが空回りしているのか、検証中に機械の電源を落としちゃうし、チェックすべき項目を見落とすし。かといってこちらが再チェックをすると嫌な顔をするで非常にストレスがたまりました。
 
誰か他の人と仕事をする時は、当然だけど自分より出来る人と仕事をするのが楽しいです。
やはり頭のいい人は、話をしていて主張がすごく分かりやすい。お互い主張する部分があっても、この部分はあなたの言うとおりなのでそうしましょう、こっちの部分は私の方が筋が通っているのでこうしましょう。こんなやり取りがスラスラスラと、水が流れるように進むのが快感です。お互いの筋道を通しあって進むことが一番効率的だと、頭のいい人は分かっているように感じます。
 
じゃあその頭のいい人は、自分と仕事をするときに「うわ、こいつアホだな」と思っているのでしょうか・・・。
そう考えると欝なんですが、かといって自分に置き換えたとき、必ずしもできない人と仕事をするのが嫌いではありません。「これ教えて〜」と頼まれれば忙しくても手助けするし、間違った人に対して懇切丁寧に説明するのも好きなのです。
 
その気持ちの差がどうして生まれるのかと考えたのですが、それは、その人が相手に対して”尊敬する気持ち”を持っているかどうかではないかと思いました。与えよ、さらば与えられん、ではないのですが、まず相手をいい気持ちにすれば、その相手も自分に対して快く接してくれるという、いわゆるWinWinの関係です。
前述の同僚はこちらより年上ですし、キャリアが長い分見下すようなところがあって、分からなそうなところを教えてあげても「あ、それ知ってるから」という態度を取るのでダメでした。素直になんでも聞いてくれたらお互いにプラスになるのに、つまらない意地を張るせいでお互いつまらない気持ちになってしまいます。
 
新しい職場に移った時にこうならないよう、素直な気持ちで聞けるように、今のうちに肝に銘じておきたいと思います。