楽しさの引き換えに

 仕事が楽しい。異動して半年たって、ようやく自分のものになってきた感がある。自分のやるべきことをやってなおかつ余計なこと(笑)に手を出せるようになってきた。給料以上のところをやって初めて面白さが出てくるわけで、人生の3分の1を働いて過ごさなきゃならない以上面白さを追求しないではやってられない、と思う。
 
 その代りに自分の時間が削られちゃうのは痛い。仕事は楽しいけど、好んで残って作業してるとはいえ遊びの時間が無くなるのは嫌だ。あれもこれもとなってしまって何にも手がつかない状態になっているのを見ると途方に暮れてしまう。どこかで時間を取りたいけども、自分のやりたいことを削るのは自分の可能性を削っているようで嫌だ。
 
 上山博康という脳神経外科は1日に4時間しか睡眠時間を取らないらしい。寝てる時間は死んでいるのと同じ、ということなんだけど、確かに睡眠時間が8時間から4時間になれば、活動できる時間は16時間から20時間へ、25%増える計算だ。あと40年生きるとしたら、普通の人よりも10年余計に経験を増やすことができるということになる。
 そう考えると、眠いのを眠いからって寝ちゃうのは努力が足らないってことなのかもしれない。五当六落じゃないけど。
 
 いきなり4時間減らすのはできないけど、とりあえず1時間ぐらい早起きしてみようかな。少し遅いけど今年の目標にしよう。