円高こいこい

夜中に目覚めてみたらなにやら円高に動いている。最近はず〜っと116円〜115円の間でスクエアに動いているので*1多分えらい人々も、ここからどっちに動くのか分からないんだろうと思う。抵抗線を抜けたら円高でも円安でもガガガっと動く気がしてなりませぬ。
とりあえず115.15円でIFD注文しておいて寝る。もう底は見えたみたいな動きだけど朝までにもう一回底を狙ってくるかもしれないし、いいところで買えればラッキーかな、と。そのまま奈落に落ちたときのためにストップは忘れずに。

〜株と為替〜

この前の日記で(URL)株より為替の方が良いぞ、というようなことを述べたんですが、ちょいと極論になってしまったので言い訳を少しします。株は(もちろん為替も)勉強不足なので個人的な感想ということで。
株が儲けづらい・リスクが大きい、というのはあくまで短期にキャピタルゲイン(=売買益)をを追求した場合の話です。理由は以下の通り。

  1. インサイダー情報を持っている・いないの差が圧倒的
  2. ボラティリティ(値動き)が激しい
  3. 一部の人間の思惑によって株価が左右される恐れがある
  4. レバレッジを利かせることができず、資金効率が悪い
  5. リスクヘッジがやりづらい
  6. 手数料が高い

一般に公開されている情報しかもっていない状況で短期に利益を出すことは神業に近いと思います。確実に勝てる人間がいるということはそれだけ負ける人の数が増えるということなので、株価が上がるか下がるかは1/2の確率にも関わらず、総量としては知らない人が損を負ってしまいます。また、日本ではアメリカのようにデリバティブが発達していませんので、株価変動によるリスクをヘッジすることが困難です。レバレッジについては・・・信用取引は売方だと手数料がもらえるのかな? 限月があるのかないのか? 勉強中です。
リスクを減らしながら確実に運用するためには以下のポイントがあると考えます。

  1. 中長期で保有する
  2. 取引回数はなるべく減らす
  3. 時価総額・発行株数が多いものを選ぶ
  4. 悪い材料が出たものを買う

「国家破綻研究ブログ(URL)」にて紹介されている通り、取引回数は少ないに越したことはありません。こちらのページで引用されているウォーレン・バフェットの言葉「株式の取引は、一生を通じて15回までにしなさい。一生持ちたくない株式や、来年売ろうと思っているような株式は、買わないほうが良い」は、多少オーバーであるにしても大きな真実を含んでいると思います。価格変動がなるべく少ない・倒産リスクが少ない会社を選ぶことは中長期投資をするときには当然として、なるべく安く買いたいということで、倒産するほどではない悪いニュースが出たときに買っておきたいw マツダの宇品工場火災とか、三菱のリコール隠しとか。これは別に弱いものいじめをしているんじゃなくて、買い支えてあげている。弱っている会社にエールを送っているのだ、と胸を張って言えるのがポイントです。
まとめると「規模が大きい会社」に「悪い材料が出て株価が下がった」ところを買い、「なるべく長く保有する」ことがコツだと思えます。定期預金や国債なら5年でも10年でも待てるのに、配当も随分いいのに株は売買しやすいのですぐに手放してしまう。これじゃあ証券会社の思うつぼです。機関投資家じゃないんだから、下がっても損切らず、上がるまでが期限の定期預金を買ったつもりで保有し続けるのが正しい戦略だと思っています。

*1:今日の相場はBigHi115.94 BigLow115.07