プルームテックは電子キセルだった

匂いも出ない灰も落ちない未来のタバコ、プルームテックをいじりまわしています。カートリッジ再生に加えて最近ではカプセルの詰替えにまで手を出しているところなんですが、ちょっと思うところがあってドンキホーテに行ってきました。お目当てはシャグと呼ばれる手巻き用のタバコです。

葉っぱのままだとあらかじめ巻いてあるものよりも値段が安かったりするらしく、一部では人気がある模様。まあ、単純に巻くのが楽しい人向けなような気もします(その気持ちは分かる)。

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チェ・メンソール・シャグ(25g)【手巻きたばこ】
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今回はチェ・ゲバラがトレードマークのチェ・メンソールを購入。普通メンソールのタバコというのはフィルターに味がついているものだと思ったんだけど、これは葉に味がついているのかな。

そしてもう一つ気になる商品を発見。

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小粋(10g×10個)煙管用刻みたばこ葉
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これはキセル用の刻みたばこで、極細というところにひかれました。前回分解してわかったとおり、カプセルに詰められているタバコはかなり細かく刻まれているので、極細のほうがタバコエキスが染み出しやすそうな気がします。

ついでにフィルターを購入。


ここまで来たら使い終わったカプセルは、詰替してから捨てる覚悟ですw

小粋を詰めてみた

小粋の中身はこんな感じで、髪の毛ぐらいに細く刻まれたタバコがみっしりと詰まっています。

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これをひとつまみ、いや、2つまみぐらい指で摘んで、くるくる丸めてカプセルに突っ込みます。

さらに、紙を剥がして半分に切ったフィルターを詰めたら完成。紙巻きを突っ込むのと手間的にはあまり変わりません。

小粋の味は?

吸ってみると、最初こそ何の味もしないんですが、蒸気がタバコに染み渡っていくに連れてタバコの旨味がガツンときます。これは結構美味いんじゃないか?!

本物のキセルのようにガーンとくるわけではありませんが、普通のタバコカプセルに物足りなさを感じている人ならかなり気にいるかも。

プルームテック純正のタバコカプセルにもレギュラー味はあるんですが、あれはフィルターに「タバコ風味」の香料を垂らしているだけ。一方小粋を使うと、純粋に煙草の味が楽しめるので、雲泥の違いがあります。

家では台所で換気扇を付けて吸っているんですが、あまりの美味さにしばらく動けなかったほど。25パフぐらいは連続でいけちゃいますね。美味い。アメスピよりも美味しいのは、国産最高級品だからかそれとも極細が効いているのか。

これは電子キセルと言っても過言じゃないかもしれない。

キセルを美味しく味わうためには葉に適度な湿度が必要とのことですが、プルームテックだと水蒸気で蒸らすからさらに相性が良いのかもしれません。

さらにキセルだとスパスパっと吸ってカンカーンと叩きつけて終わってしまうところ、プルームテックだとせわしなさもなくじっくりと味わえるところがいいですね。いつでもどこでも気軽に本物のタバコが楽しめる。これが21世紀スタイルのタバコかな。小粋を使い切ったらパイプタバコにでも手を出してみようかなあ。

ただ、純正のプルームテックだと火力が弱いので互換品を使い、カートリッジも詰め替えて爆煙にしたのを使ったほうが良いと思います。

280円で買った割に純正品よりも活躍しています。カートリッジも詰め替えられるし、こうなると無理して純正品を買う必要性がなくなってきますね。社外品で、きれいに洗って再利用できるつめかえ用のタバコカプセルが出たらいいなあ。