鯉こくを作ってみた
エプイの帰りに宮崎鯉屋に寄って鯉のあらいを買って帰ることにした。
鯉のあらい(2人前)600円と川エビ400円の計1,000円を払ってお会計をしようと思ったら、
「アラはつけときますか?」
と聞かれたので思わずうなづいてしまった。
アラは多分鯉こく用だと思うんだけど、作ったことがないので全く自信がない。
レシピを調べてみるととりあえずアクを丁寧にとって長時間煮込めば大丈夫らしい。
とりあえず帰りにスーパーに寄って根菜類をしこたま買い込むこととした。
アラの量がヤバイ。丸々一匹分はあるんじゃなかろうか。血も真っ赤でいかにも精がつきそうな感じもする。
とりあえずアラをざるに移して沸騰したお湯をかけてきれいにし、昆布と酒と生姜を大量に入れた鍋で煮込むことにした。
最初はとにかくアクが出てくるので一生懸命とって、ある程度出なくなったところで乾燥椎茸を砕いて加えて3時間ほどコトコトと煮込んでみた。
その後、みりんと味噌を溶き入れてからゴボウとニンジン大根を加えてひと煮立ちさせたあとにグリル鍋に移し、舞茸と豆腐、油揚、鳥肉団子を加えて完成。
適当に作った割にきちんと鯉の味が出て結構美味しくできた。
惜しむらくは、小骨が大量に出てきてしまうので汁が飲みにくくなってしまうところ。
ここはアラは出汁用と割り切って、煮込んだ後にザルで濾してしまった方がいいのかもしれないなあ。
その方が例えば具にじゃがいもを入れてみたり、締めにおじやにできたりして良さそうな気もする。
鯉こくはぶつ切りにした鯉を使うものだから身がたくさん残っているけど、アラならもったいながらなくてもいいかも。
どうせメインは鯉のあらいだし、おまけでついてくるものなのだから、次回はちょっとそんな感じで仕上げてみたいと思っている。