香港旅行2018その8 ~香港島に渡る~
ここのところいろいろと忙しくてブログを書くのが途絶えてしまっていた。草稿は書けているんだけど、加筆したり清書するのに同じくらい時間がかかるんだよね。
というわけで香港2日め。
この日は当初の予定ではマカオに行く予定だったんだけど台風が近づいていて、翌日は雨の予報だったので一日繰り上げて、香港島に渡ることにした。カジノは残念だったけどポルトガル風の世界遺産よりも、香港の町並みを堪能したかったし。
スターフェリーで香港島へ
香港島まではMRTでも行けるし、橋を渡ってタクシーでもいけるんだけど、せっかくなのでフェリーに乗ることにした。
フェリーの運賃は2.7HKDで、日本円にするとわずか38円。ただみたいなものだね。あと、関係ないけど香港ドルをHKDと表記すると函館っぽい。
乗り場の前に券売機があってうっかりそこでトークンを買ったんだけど、無視して進めば改札をオクトパスカードで抜けられたのだった。そのせいで0.3ドルという無駄な小銭を増やしてしまったのが痛恨の極み。香港だと小銭使いにくいんだよね。チップ制だからぴったり出すということもないし、だいたいはカードで済ませてしまうし。
天気はいいし朝早くて乗客は少ないし、とにかく最高だった。朝の香港は風が爽やかでいい。
ちょっとした大河レベルの海峡にはたくさんの船が行き来していて、いつかぶつかるんじゃないかとハラハラしながら外を眺めるのは結構楽しい。確か、右から来る船が優先というルールがあったはず。きちんとそれを守って眼の前を通り過ぎさせていたので良かった。少なくともミニバスよりは安全そうだ。
すげーでかくてバットマンカーみたいなクルーザー。スーパー大金持ちが乗っているんだろうな。
船着き場で降りてから路面電車のある通りまでは結構歩かされるので注意。
香港島の中環は、絵に描いたような都会で驚いた。とにかくビルが高くて密集している。東京はここに比べたらまだゆったりとしている。
陸羽茶館で朝飲茶
ここからさらに南下して、朝から飲茶を楽しめるという陸羽茶館に向かった。
うっかり1階に入ってしまうと「隣の入り口から上に行け!」と怒られるので注意しよう(怒られた)。1階は地元民向けで、外国人旅行者は2階ないしは3階なのだそうな。
注文は紙に書いて出すタイプなので楽。
なるべく注文がかぶらないようにいろいろ頼んでみた。特に美味しかったのが鴨肉の蒸し春巻き(右上・火鴨三絲筒)。
予想外だったのが焼売で(左上・醸猪膾焼売みたいなやつ)日本のものとは似ても似つかないものが出てきた。肉の餡を丸めたものがゴロっと蒸されていて上にはレバーを開いたものがドン!と乗せられている。これはこれで美味い。
蒸し餃子(蝦蓉韮菜餃)もジューシーで美味い。
全般的にかなりに美味いけど、朝から300ドル(約5,000円)ぐらい食べてしまった。たまにはこんな贅沢もよいのではないか。さすがにビールは遠慮したし。