香港旅行2018その11 ~香港で北京ダックを食べる~

帰りの飛行機が欠航という暗雲立ち込める旅の先行きに途方に暮れていると、比喩でなく空模様が怪しくなってきたので、早々に香港島を引き上げて九龍半島に戻ることにした。

行きはフェリーでゆったりしていたけれど、MTRに乗ると一瞬で終わってしまう。本当は夜の観光バス(2階建てのオープンデッキ)に乗って橋を渡って帰るはずだったのになあ。味気ない。

がっかりだった香港のオタク文化

九龍半島に戻ってまずは金魚街に行った。前に紹介したとおり、コンテスト出場級の水草水槽がズラズラと並んでいて、落ち込んでいたテンションがかなり上った。

その後は女人街の南のところにある香港のオタクストリート、信和中心へと足を伸ばした。

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ところがここはあまり目新しいものがなく、プラモがあってもタミヤばかり(なぜドラゴンを置かない!)、フィギュアと言えば日本製ばかりで、日本人が行っても特に面白いものはなかった。あとはミリタリー系の店が多かったかな(興味なし)。中野ブロードウェイみたいなのを想像すると肩透かしを食らってしまう。

ずっと探していた1/35香港の屋台は、逆に空港の中の売店で普通に売られていたので全部買った。

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これほんとめっちゃいいですよ。超オススメ。なにせ1/35だからジオラマにも合わせやすいし、ジオラマを作る暇がなければ買えばいいじゃない!

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買った。屋台は9種類もあるので適宜変えてみたりしている。いずれ日本兵を作って歩かせたいなあ。

このあと女人街も通ったけどやはりたいしたものがなくて辛み。

ただ一つ良かったのは、自分は旅行先でご当地マグネットを買って冷蔵庫に貼ることを唯一の趣味にしているのだけど、土産屋で安っぽいマグネットを物色していたらお姉さんから「50ドル」と言われ、高すぎるというと40ドルまで下がったものの、「アホか、高すぎるわ」と立ち去ったら30ドルまで値下げできたこと。そのかわりお姉さんから肩のあたりをしこたまどやされたが、隣の店のおばちゃんはめっちゃ笑っていた。

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30ドル(約400円)でもある程度ぼったくられているだろうなと思っていたら、全く同じマグネットの、キレイに塗られてラッピングされたものが空港で50ドルで売られているのを見つけてしまった。

ということは、屋台で売られていたこれは一体なんだ?

型だけ流用して自分で塗ったか、捨てられていたB級品を拾ってきたか。どちらにしても悪くない買い物ができた。これは香港で買った一番の思い出の品になった。

夕飯は北京ダック

いよいよ台風が迫ってきて最後の晩餐になろうかと思われたので、ゴージャスに北京ダックなどを食してみることにした。

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丸一羽分だと二人でも多すぎるところ、ここは半羽から注文できるので助かる。


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さらに普通北京ダックといえば皮だけを食べるんだけど、肉もついてくるというのが嬉しい。

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これは一枚だけ皮を食べたところ。野菜と一緒にタレを付けて柔らかい餅皮に巻いて食べるんだけど、ダックの皮の香ばしさが凄い。さらに甘いタレの味ともちもちの触感で、超高級お菓子をたべているような気持ちになった。

そして今回二度目のチャーハンも美味い。やっぱりチャーハンは長粒種に限るわ~。

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そしてエリンギとアスパラの炒めもの。

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野菜美味い。というか香港はほんと食べ物が美味い。高いけど美味い。

暗雲さらに立ち込める

満足してホテルに帰ってテレビをつけると、それてくれないかなーと祈っていた台風が、軽くカーブを描いて北上し、むしろまっすぐ香港を直撃することがわかった。まじかよー!

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果たして我々は無事に日本に帰ることができるのか! 以下次号!!