本物のハンバーガーにはサルサパリラ香るルートビアがよく似合う

映画の前には必ずハンバーガー。というわけで、いつものHOTBOXです。

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今回注文したのははベーコンチーズハンバーガー。

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そんなド定番を注文するなんて守りに入ったな、と内心思ったんですがこのベーコンの香ばしい香りが半端じゃなくってヤバかったです。これは炭火力? それともベーコンの底力? 強い。肉汁豊富なオリジナルパティと一緒に食べても存在感があるのが凄い。マジで強い。

ここには「厚切りベーコンチーズハンバーガー」というメニューもあるんですが、基本のハンバーガーの倍近い値段の1、800円ぐらいするので

「おいおいベーコンやで。なんぼ厚切りいうたかて高すぎやろ」

と思っていたんですがこれは再考に値しますな。

ハンバーガーのお供は常にルートビアと決めています。口さがない人は「湿布臭い」というけれど、このフレーバーがヘビーなハンバーガーにはよく似合う。ハンバーガーといえばコーラだろうと言う人もいるかもしれませんが、飲み比べてみるとやっぱりコーラは単調なんですよね。だからまあ、マクドナルドのような簡単な味ならコーラであるべきなんじゃないかな。ルートビアだと主役を食ってしまう。

これがサルサパリラだ!

台湾に行った時に「ほほう、これが台湾コーラか」と思って買ったのがこちら。

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飲んでみると全然コーラ味じゃなくてびっくり。それもそのはず、これはコーラじゃなくてサルサパリラだったのです。

フォールアウトをやってた人ならサルサパリラという名前に聞き覚えがあるはず。

Fallout3でおなじみのヌカコークが無くなって、サンセットサルラパリラなる謎の飲料が出てきた時に「サルラパリラとはなんぞ?」と思って調べたんですが、どうやらアメリカの北部ではコークが人気で、南部ではドクターペッパールートビアなどのサルラパリラ入りの炭酸飲料が人気らしい。ゲームでもそれが反映されているわけですね。細かい。

人気が別れている理由としては、やっぱり北よりも南のほうが料理の味や風味が複雑だからでなんでないかな、と思いました。

台湾ではコークよりもサルラパリラが支持されていますが、肉という肉には五香粉が使われて、果物なんて日本で食べるものとは比べ物にならない芳香をはなっていて、飲み物もフレーバーが強くないとダメなんだろうな、と思います。

日本でサルサパリラ系飲料が受け入れられない理由もたぶんその理由の裏返しで、フランス産のものごっついチーズなんぞはよっぽどの好き者しか食べないし、ワインだってアルコール入りブドウ水みたいな方が好まれるし、ビールだってペラペラの紙みたいのが飲まれているし、日本酒といえば淡麗辛口だし、シンプルイズジャストな国民性なのかもしれないなあ。

くるりんカッター

くるりんカッター

じゃがいもをぐるぐる巻きにカットするアイテムが100円ショップにあるらしいので、それを揚げる時に飲む用にルートビアを何本か買っておこうかな。