花火マスターへの道

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その道は遠く険しいのだった…!

冬花火を撮りに行く

函館冬花火2015

こんなイベントがあるとのことで、DP1xを担いでいそいそと出かけてきましたよ。

それにしても、自分がカメラを持ってみて初めて実感したんですが、カメラを持っている人って結構多いんですねえ。

オープンカーに乗るまでは、街にこれほど多くのオープンカーが走っていることに気が付かなかったし、腕時計をつけるまで他人がどんな時計を着けているかなんて気にもとめなかったので、心境の変化で見えてくるものが違うんだということを再認識しました。

ところでこのイベントは木曜日から始まったのですが、その日はたまたま職場に持っていく荷物が多くて「まあ金土日のどれかで撮れるだろう」と高をくくっていたのですよ。ところが金曜日は暴風雪により中止。どうにか開催になった土曜日も、意地で打ち上げたんだろうと思えるぐらいの吹雪で散々な目に(´・ω・`)

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あえてフラッシュを焚いて吹雪アピールw

なんとか撮ってみた

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一応形になったのはこのぐらい。カメラをいじっていると実物を見ている暇がない!

ISO200、F4.0、フォーカスはマニュアルで無限遠にして、シャッタースピードを色々変えてみました。

難しいのはシャッターを切るタイミングで、普段は2秒後レリーズにしているんですがそれだと微妙なタイミングで、かといって即時レリーズだと長時間露光の場合手ブレになってしまうし、2秒後にしておいて「ドン!」が聞こえたタイミングで切ればいいのかなと思ったりしているうちに時間切れでした。

次は頑張ろう!

土曜日の教訓を元に、日曜日はドライブ&インターバル撮影でチャレンジしてみようと思いました。ドライブ撮影だとRAWモードで3枚まで連写でき、さらにインターバルを入れると一定間隔おきに自動でシャッターを切ってくれるので、下手に自分で操作するよりもいいんじゃないかな、と。

ただ、DP1xのインターバル撮影には弱点があって、SSを落とすと自動でインターバルの間隔が長くなってしまうのです。間隔を30秒にできるSSは2.5秒まで。3.2秒から10秒までは間隔が1分になり、13秒または15秒では5分になってしまいます。SDカードへの書き込み時間を考慮してこうなっていると思うのですが、そのせいでいまいち使い勝手が悪い。

花火の撮影にはSS5秒くらいが良いというのですが、これだと5×3で1分間の間に15秒間しか撮影されません。残りの45秒の間に打ち上げられたら、完全にアウトです。これは困った。

などと考えていたら、あいにくの強風で日曜日も中止! せっかくの思いつきも、試すことができませんでした。某HPに書かれていた「花火マスターになるには3年かかる」というお言葉にも納得です(´・ω・`)

夏こそはいい写真を撮るぞ!

おまけ

偶然通りがかった赤レンガでのナイアガラ花火、が地味すぎて泣けました。

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これは派手に撮った写真(笑)

アナウンスも何もなしでいきなり始まって、大音響のダンスミュージック的なものをエンドレスでダラダラと垂れ流すだけの、イベントというならもっと作り込めよなーと言いたくなるようなものでした。

花火の煙にレーザーを投射させる試みのようですが匂いもすごいしすぐに風で吹き飛ばされてしまうしで、いまいち成功している感じがしませんでした。もうちょっと工夫のしどころがあると思うんだけどなー。