マンガの日

３月のライオンのためにヤングアニマルを読んでいたら他に面白そうなマンガを見つけたので、マンガ喫茶に行って一気読みしてきました。

ホーリーランド 15 (ジェッツコミックス)

基本的な流れは他の格闘マンガと似たり寄ったりだけど、主人公が必殺のワンツーを手に入れるまでの物語が変なリアリティがあって共感を呼びます。主人公＝強い碇シンジという気がしなくもないけど、不良たちの容赦ないまでに陰湿な描かれ方との対比が好対照で良かった。
特に良かったのがスポーツとして格闘技をやってる人たちのキャラクター。土屋や岩戸のスポーツマンらしい性格が、この作品の光の部分を担っているような気がします。表の舞台＝光で、裏の世界の不良たちが闇。ユウはその狭間で迷いながら、結局は闇のほうへ惹かれていってしまうんだなぁ。
　

その他買った本

ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)

表紙の通り二こ神さんが主役。男泣きといいテレパシーといい、カッコ良すぎです。将棋に人生を狂わされた人間たちの想いが凝縮されたところでの升田幸三物語には涙しました。
相変わらずのスピード感で素晴らしい。まとめて読まないと面白みが半減する作品です。
　

ぼく、オタリーマン。2

前作でがっかりしたので買うかどうか迷ったけど、今回はちゃんとオタリーマンしていて良かった。でも理系の人々の方が好き。
　

青い花 2巻 (Fx COMICS)

杉本先輩の泣き顔が可愛すぎてヽ(=´Д`=)ノ
女子高の中の世界と四天王四姉妹のお姉さま方との対比が良かったです。京子ちゃんとかが「先輩のこと好きなんです」っていう恋心は、精神的な、幻想的な恋。でも公理さんや姿子さんに言わせると「レズビアンなの？」ってことになっちゃう。全然違うんだってばー！というやるせなさがリアル。
百合的な感情があくまで閉ざされた世界の中でしかなくて、現実的な世界に生きている姉と先生は結婚してしまって。現実の恋愛では好きだという気持ちだけでは成就しないから、恭己は百合に逃避している気がします。そういう意味ではふみちゃんはヤバい。ガチンコだぜ。いつ一線を越えるのかと思うとドキドキします。いつかあーちゃんがどろどろの肉欲の渦に巻き込まれてしまいそうで怖い、といいつつ半ば期待してたりして(/ｰ＼)ｷｬｯ