爽やか恥ずかし系青春小説
文句なしに面白い! 今年読んだ本の中で間違いなくベスト5に入る本です。これだとあんまりたしたこと無さそうだけど(笑)最近読んでいる本がどれも面白いので仕方ないのです。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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ただ後半はちょっと失速かな。"戦争"部分が弱くて残念。確かに専守防衛だろうけどもう少しなんとかならんか、という気になります。弱装弾を使えば良いといい話でもないし、救出作戦も今ひとつ盛り上がりに書けた感じでした。ま、それも笠原と堂上の仲を深めるための小道具の一つだと思えば納得できるというもので。
それにしても最近、女性作家のすごい人が多くなってきたな〜と思います。自分のイメージでは女性作家といえばエッセイスト(群よう子、向田邦子)か女性ならではの視点で書く小説家(山田詠美、内田春菊)なので結構意外です。
だけど自分が好きなタイプの本を書く人には、有川浩や恩田陸、桜庭一樹、三浦しをん(萩尾望都も仲間に入れていいかも)などと、性別不肖の名前の人が多いです。やはり女性だという先入観を避けるためにあえてそのようなペンネームをつけているでしょうか。ふ〜む。
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