まあじゃん

昨日は先輩の家でマージャン。自分は競馬もパチンコも宝くじもやらないギャンブル嫌いなのだけど*1、麻雀だけは好きだ。勝てるし。点数計算できないけど。
麻雀には胴元が無い。せいぜい雀荘のおやじに場所代を払うだけでいい。他のギャンブルは賭けたお金の半分以上は持っていかれてしまう。これじゃあ勝負にならない。不公平だ。麻雀なら仲間の中で取り合うのみ。むしろ終わったときに全員が原点であることが理想とされているのが素晴らしい。
麻雀は運と技術の配分が絶妙だ。運の要素が強いゲームは面白くない。技術の要素が強いゲームは面白いけど疲れる。麻雀は運がダメなときには運が悪いときの打ち方があるし、半荘の中で自分の運をコントロールしながら上がりにもっていく感じが他のゲームでは得られない楽しみだ。そういう意味で麻雀は知的ゲームであり、ギャンブルではないと考えている。この場合のギャンブルというのは偶然性の高いゲームということ。賭け将棋だってあるけれど将棋はギャンブルとはいえない。運の要素が限りなく少ないからだ。
麻雀は公民権を得ているゲームだ。これはかなり重要な要素で、大の大人が集まってゲームをするということがここまで普通に受け取られるものも少ないだろう。「今週の日曜、職場のみんなでCluedoすることになったんだ」とか「親戚あつめてモノポリー大会やったんだ」と言うのは聞かないし。ボードゲーム楽しいんだけどね。

*1:投資をやるに当たってギャンブルを断ったというのもある