今週のポジション[+56.56%]

円安過ぎてなんにもできない。狙えるとすれば7%まで利上げすると予想されているNZドルか。ロスカットを早めに設定して買ってみるのもいいかもしれない。今はなにをさておき米ドルを買っておきたいので資金に余裕があるほうがいいんだけど、こうも取引をしてないと落ち着かないのです。10月6日にポジションを建てて以来2週間取引なし。含み益とスワップのおかげで運用成績は上がってる。普通ならな〜んにも問題が無いはずなんだけど、これって一種の中毒なのかしら。現在のポジションは以下のとおり

通貨ペア 売買 成立値 成立日時
米ドル・円 113.70 2005-10-06

〜投資とギャンブル・株と為替〜

為替ってギャンブルでしょ?と聞かれたら、僕はギャンブルだと答えます。いくらきれいごとを言っても元本が保証されていない以上は、そういう質問をする人にとってはギャンブルだから。でもかなり割のいいギャンブルだけどね、と付け加える。聞いてないだろうけど。
ギャンブル的な観点から言えば、胴元がいない点は投資の方が有利なところ。ギャンブルは絶対的に親が有利にできている。競馬だったらJRA、パチンコだったらパチンコ屋、宝くじだったら日本宝くじ協会、と。投資家VS投資家の戦いの方が誰かがゲームを支配できない分、フェアにできているんじゃないだろうか。
とはいっても株はあんまりフェアじゃない気がしている。個人ができる投資としては株がメジャーなんだけど、株にあんまり力を入れないのは(資金が少ないのもあるけど)ゲームを支配できる人が簡単に出てきてしまうのが嫌だからだ。どんな会社でもたかだか数百億で買えてしまうので、純粋な業績以外のところで株価が動かされてしまう。インサイダー情報とか、仕手とか、自分が予想したり調べたり考えたりして決めたことが、圧倒的な力を持った人間になすすべもなくやられてしまうのはやるせない。詮無きことかもしれないけど、そういうところに関しては自分はわりと純粋な人間です。
一つの会社の存在価値っていうのは、世界的に見たらかなり小さいものに過ぎないわけで、その点ではリスクが大きいと思う。逆を言えば為替は10倍くらいのレバレッジが利いているくらいでちょうどいいくらいのリスク量なんじゃないでしょうか。そしたらまあ、ローリスクミドルリターンの、すごく割りのいいギャンブルに思えるのです。