2017台湾旅行 ~その10~ 台北101で夜景を見る

さて本日のメインイベント、台北101の展望台を目指します。

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高層階のスタバを使えば展望台の料金を払わなくても景色が見れるとか、レストランで夜景を楽しむとかいろいろ裏技は見ていましたが、フードコートの混雑っぷりを見ると余計なことをしても無駄なあがきだなと思い、素直に展望台行きのチケットを買いました。

チケットは時間制で、自分たちの番までまだ余裕があったので同じフロアにあるサンゴやさんを冷やかしたりしました。

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綺麗珠寶企業股份有限公司 www.cljewels.com

綺麗珊瑚という店名がちょっと面白い。これは本気なのかな……。

そうこうしているうちにボードに表示されている番号が近くなってきたので行列に並ぶことにしました。とにかく行列はものすごく長く、フロアを一周するほどです。数十分かけてじわじわと進んでいくのですが、さっきの綺麗珊瑚の店内を外側から眺めたり、展示物が色々あって少し楽しい。途中で写真撮影スポットがあって、展望台からの風景と合成してくれるサービスだと説明を受けるんですが、当然別料金なのでムリに買う必要はないかな。

どうにかこうにかエレベータに乗り込むと、台北101にちなんだ分速1010mの超高速エレベーターは、あっという間に頂上まで連れて行ってくれます。

台北101も龍山寺永康街のようにガイドブック等では絶対に紹介されているスポットで、「そんな高いところに登って喜ぶなんて馬鹿と煙ぐらいだろうw」と思っていたんですが、

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いやこれはなかなかいいですわ。日本三大夜景の函館市民でも認めるレベル。何といっても夕日がいいですよね。函館山からは夕日が沈むところは見えないから。しかも、お客さんは我々が帰る頃から混み始めてきたので、むしろ狙い目とも言える時間帯かもしれません。

以外な大穴

帰ろうと思って下りのエレベータを探すうちに、おかしなところに入り込んでいました。暗い通路を抜けた先にあったのは、サンゴサンゴサンゴ、サンゴだらけのダンジョン。

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さきほどエレベータ入口前で見た綺麗珊瑚のショールーム台北101の88階にもあったのです。そしてなんといっても広い! 下手な博物館以上の展示物がズラリ。

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そしてどれもこれもただ展示しているんじゃなくて、売り物だと言うから凄い。

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コーラルドラゴンの戦闘力は9,800,000台湾ドル(日本円にして3,700万円)か……。

ここのダンジョンがちょっとおもしろいのが、先に進むにつれて敵の戦闘力が落ちていくところ。とても歯が立たない相手から、中ボス級に、そしてやがて数万円レベルで買えてしまうザコ敵が出てくると「なんだ安いじゃん」と思えてしまう不思議。危ない危ない。思わず手を出してしまうところでした。

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そんなわけで意外と罠が多い展望台でしたが、エレベータの出入り口がある5階のおみやげ屋さんは普通に買いやすい商品が並んでいて良かったです。故宮博物館グッズもあったし、美味しいパイナップルケーキもあったし。自分が(自分用の)おみやげに買ったのはこれ。

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www.beefpro.com.tw

台湾名物のうす~くスライスして乾燥させたパリパリのジャーキーです。アーモンドの香りがしてお酒のツマミによく合います。パッケージがかわいいのもいいですね。ただひとつの難点は非常にかさばること。海外から持って帰るものはやっぱりある程度密度が高いもののほうが良さそうです。パイナップルケーキがちょうどいいのはそのあたりかも。