なんだかんだでNHKラジオ「まいにち中国語」が一番いいかもしれない

ピンズラー標準中国語の勉強を始めて1週間が経過して、発音練習はいいとして基本の文法や語彙力が足りないと感じてきたので、あわせてNHKラジオの「まいにち中国語」を聞き始めました。

www2.nhk.or.jp

ラジオなので毎日決まった時間に放送されているわけですが、この語学講座アプリを使うと前一週間分の内容がいつでもストリーミング放送で聞くことができて便利です。

NHKゴガク 語学講座

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しかも無料! 素晴らしいぜNHK\(^o^)/

6月の半ばから始めたので基礎のところはすっ飛ばしてしまったんですが、それでも非常に分かりやすくて実践的で気に入っています。さすが教育のNHKですね。レベルが高い。

ただ、テキストが用意されているようにこれはピンズラーと違って「聞くだけ」ではダメなんですね。初出の用語が出るともうお手上げなので、とりあえず出勤時に一度聞いてみて、それから昼休みにKindleでテキストを開いて復習して、最後に家までの帰り道でもう一度聞く。そんなやり方じゃないとついていけないです。

CD付きもあるけど結構高いし、とりあえず今はこの週の5回分を勉強するので手一杯なので、CD無しバージョンでいいかなと思っています。まあ、このまま続けて来年4月になったらまた一から勉強すればいいだけの話だし。

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日本語が中国語の邪魔になる

中国語はほとんど初学なので、とにかく大変なのが知っている単語数が少ないということ。

英語なんてテキトーにやっていたとはいえ何千語という単語を覚えているわけじゃないですか。さらに表音文字だからとりあえず読めるし、読めばなんとなく分かったりもする。ところが中国語の場合は聞いても漢字と繋がらないので意味がわからないし、というか逆に、下手に漢字が読める分、そっちの読みにつられて間違うパターンが多い気もします。

kanjibunka.com

このように、日本語の音読みは呉音と唐音と漢音が混ざってしまっているので、そのままの読みが通用しないのが困りどころ。

例えば、紹興酒は日本語だと「しょうこうしゅ」ですが、中国語だと「しゃおしんちゅ」となるわけです。”しゃお”と”ちゅ”はセーフとしても、問題は興ですよね。”こう”と”しん”だとえらい違いがある。しかも寡聞にして日本語で興を”しん”と読む例は聞いたことがない。こーゆーのが多くてつまづくことが多いのです。

だから結構そういう意味では、漢字が読めるからというアドバンテージは「中国語がほとんど使えない」段階では役に立つものの、きちんと覚えようと思ったらむしろ足かせになってくるなあと思いました。

成果が出てきた?

それでも毎日中国語を聞いて口に出して練習していると、徐々に力がついてきているのを実感します。テレビドラマの中国人の言っていることが断片的に分かってきたり、漢字の地名を無意識で中国語読みで読んでいたり。

まだ始めて半月なのでなんとも言えませんが、とりあえず台湾に行くまでは毎日休まず続けていきたいと思っています。