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2013イギリス・イタリア旅行 ~その3~ 聖地巡礼は二度美味しい

昨日さんざんけなしたRoyal National Hotelですが、言うほどそんなにひどいわけではないです。部屋もタオルも綺麗で、フロントも親切だし、覚悟していけば大丈夫なレベル。安ホテルのレベルが日本とは違うだけで(スーパーホテルをロンドンに持って行ったら感動されそう)、☆2.5の評価はバッチリ正しいです。
何といってもアクセスがいい! 地下鉄駅にも大英博物館にも徒歩5分で、コンビニは目の前。近くにはパブもたくさんあるし、大きな通りなので夜中に歩いても安心です。1泊4,000円の割増料金を払って決めてこれかよ!とは思いましたが、アクセスが☆5なので後はお察しください!という感じ。泊まって寝るだけなら全然問題ないです。
なによりも、ローマで泊まったホテルに比べればここはまだ全然良い方だったのです・・・。その話はまた後日(^_^;)
 

朝食はもちろんあの店で!

ホテルの朝食は評判が微妙なのでパスして外に出ます。朝はやはり寒い。9月中旬のロンドンではマフラーにコートが普通です。日本から出てくるままの半袖ポロシャツなんかで来たりしてたら凍え死ぬところでした。
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ホテルを出て街並みを眺めながら北上していきます。他のホテルはすごいなあ。超かっこいい。英国の伝統を守り続けて幾星霜、といった風情。
通勤する人の群れに紛れて歩きながら、二階建てバスやロンドンタクシーを見かける度に「ああ、英国に来たんだ」と実感します。
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地下鉄ユーストン駅まで歩いてくると、そこにはあの店が!
Famous Cafe in London - Speedy's Cafe | Sherlock | Gifts
そう、TVドラマSHERLOCKでおなじみのSPEEDY'sの看板です。

大きな地図で見る
Speedy's Cafe | BBC Sherlock | Sherlockology
ドラマ関係なく普通のおじさんたちが朝ごはんを食べています。ホームページには営業開始時間が「Early(早朝)」としか書かれていなくて「何時だよ!」とツッコミましたが、お昼までしかオープンしていないので、逆に朝は相当早くから開店しているようです。
店内に入るとお店のお姉さんから「中で食べるの?」「テーブル使う?」と聞かれます。これはイタリアでも同様でした。寒いのに外で食べてるおじさんたちは、タバコを吸うために我慢しているようでした。喫煙者はどこも大変だなあ。自販機で見かけたタバコは一箱9ポンドもしていたよ。日本はまだまだ安い。
 
本当はSHERLOCK WRAPというミーハーなものを食べたかったんですが、メニューから見つけられなかったので、普通にイングリッシュブレックファストを注文しました。コーヒーと一緒に注文して6ポンドくらいだったかな。日本円にして1,000円くらい。日本で食べるモーニングセットよりもだいぶ得だと感じました。
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日本食に慣れた人だと脂っこくてちょっとしょっぱいかもしれないけれど、自分には全然問題なし。ボリュームは見てのとおり完璧だし、ベーコンとソーセージは野性味あふれるジューシーさで、ポテトもアツアツサクサクでちゃんと美味しかったです。やるなSpeedy's。見掛け倒しではない。
コーヒーがちゃんとコーヒーなのも良かったところ。バルセロナアメリカーノを頼んだら、焦げた豆をお湯でといた味のするものが普通だったし、挙句の果てにエスプレッソとお湯を出されて「割って飲め!」と言われたのも良い思い出です。イギリスでは普通にコーヒーが普通です。もちろん紅茶もちゃんと紅茶です。いいねイギリス。
 

オイスターカードを購入

おなかいっぱいになって元気が出たところで、次なる目的地を目指してユーストン駅に入ります。出発する前に、イギリスの地下鉄に乗るための必須アイテムを購入します。それが「オイスターカード」といい、イギリス版のSuicaみたいなものです。これさえあれば複雑怪奇な料金表とにらめっこしたりせずに気軽に乗れて、しかも使わなかった分はデポジットされるというおまけ付き。さらにピーク時以外は勝手に割引されるという至れり尽くせりっぷりです。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/30/Oystercard.jpg/220px-Oystercard.jpg
自販機からクレジットカードで購入できます。金額はいろいろありますが、どうせ後から返ってくるしとちょっと多めに20ポンド分を購入しました。
 

オイスターカードの返金は

翌日ヴィクトリア駅の地下鉄窓口で返金の手続きを行いました。
ところが、カードを渡して「Refund Please」と言うと「バンクカードを出せ!」というではありませんか。「旅行者だから銀行のカードは無いよ」と答えたらクレジットカードでも良いとのこと。クレジットカードに返金できるなんて知らなかったなあ。オイスターカードをクレジットカードで買ったからできる芸当なのかな?
パスポートを見せて住所などを用紙に記入して手続きは完了です。デポジット分も含めて13ポンドほど戻ってきました。返金の手続きには多少時間を要しますが、毎回切符を買う手間を考えたらトントンかな。
 

ベイカーストリート駅へ

地下鉄でベイカーストリート駅に移動します。世界数十億人のホームズファンの聖地、ホームズ博物館はすぐそこです!
さすがホームズのお膝元だけあって、ホームのタイル貼りにも遊びごころがうかがえます。
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ここは世界一古い地下鉄駅なだけあって、ホームが入り組んでいて迷路のようです。そのせいか車両もものすごく狭いのです。THE TUBEという愛称があるのも納得のチューブっぷり。
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両サイドに人が座ったら通路は歩けないぐらい。それでもイギリス人は紳士なので、お互いに邪魔にならないように膝の間を通ってスイスイと抜けていきます。
 

クイーンズメアリーガーデン

勢い余って早く着きすぎてしまったので、近くの庭園をお散歩しました。
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門の風格に英国王室の威厳を感じます。庭園はちょっと寒かったけれど人通りもまばらで、人混みの中を歩いてきた緊張感から開放されてほっと一息つくことが出来ました。自然はいいなあ。秋なのにバラが咲いていて綺麗です。
 

シャーロック・ホームズ博物館

シャーロック・ホームズ- ベイカー・ストリートのシャーロック・ホームズ博物館
開店時間よりもちょっと早めに博物館に到着すると、すでに入口前には行列が。世界中のシャーロキアンがここを訪れるんだろうなあ。
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まずは隣のおみやげ屋さんでチケットを購入。お金を払って日本語のパンフレットをもらい、今度は博物館前の行列に並びます。内部は入れ替え制で、前の回の人が出てきたら入場させてもらえます。パンフレットを門番に渡すと、余白にペンでグニュグニュって書かれて使用済みのチェックをされます。
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館内には物語に出ていた小道具がそれっぽくところ狭しと並べられていて見どころ十分。説明は英語ですが、煙草の灰の研究や、ホームズが壁にピストルで開けたヴィクトリア女王の頭文字、バスカヴィル家の犬の首などファンならすぐにわかります。
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2階の暖炉の間が最高なのですが、当然混んでいるので先に4階まで見学して、ホームズたちの蝋人形と一緒に記念撮影をしたりしてから戻ってきました。暖炉の前に座って鳥打ち帽を被り、パイプを手にしてまた記念撮影。
博物館自体は小さいけれど展示にはホームズ愛が感じられ、入場料6ポンド以上の価値は全然ありました。案内のメイドさんも可愛い。
 

おみやげ屋さん

見学を終えて再びおみやげ屋さんへ。ここが猛烈に罠。入場料6ポンドは安いと書いたけど、それはここで使わせるための誘い水だったのです!
ピンバッジやらキーホルダーやらボールペンやら、ちょっとした値段でつい買ってしまいそうになるグッズが豊富で、自分用にもおみやげ用にもと買っているうちに結構な金額になってしまいました。この後大英博物館に行った時も思ったのですが、イギリス人はこーゆーグッズのセンスが実にいいんですよね。遊び心がある。スペインやイタリアではなかなかこうはいかない。
個人的に気に入っているおみやげはこんな感じ。
 

ホームズのアヒル

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大英博物館のおみやげで一番人気がツタンカーメンのあひるだと聞いていて、もう買う気になっていたのでセットにするべくホームズのアヒルちゃんも購入。
 

マッチ箱?

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見た目はマッチ箱ですが、中を開けるとロンドンの街並みがペーパークラフトになっていて1ポンド。軽いし小さいし安いしで、多めに買って配っても喜ばれるかも。
 
鳥打ち帽やパイプにもぐぐっと惹かれたけれど、使う機会がないのでじっと我慢の子。
 
帰宅してからSHERLOCKの1話目を見なおしたら、「ジョンが座っているベンチ!」や「二人の下宿から見えるA501線!」とか、どうでもいい本編とは関係のないシーンに盛り上がります。聖地巡礼は行って楽しく、また帰ってきて二度楽しいものなのだなと実感。これはやめられないわ。
 
ここからまた地下鉄に乗ってラッセルスクエア駅まで行き、ホテルに戻っておみやげを置いて、午後からはいよいよ大英博物館です。イギリス滞在一日目は、まだまだ続く!