中原誠十六世名人、引退

自分にとっては「永世十段」の方がなじみ深いのだが。
自分が将棋を覚えたころはまだバリバリの第一人者だったので、その棋風に大いに影響を受けた。やはり将棋は居飛車、そして矢倉なのだ。

自然流勝負の一手

自然流勝負の一手

自然流といわれる、気品がある指し回しが好きだったので、やはり格調高い谷川浩司の将棋もすごく好きだった。それに比べて頭角を現していた羽生は、「なんだかよく分からない手を指すけど強い」という印象しかなかった。
 
フリクラ入りした後も大活躍をしていたので楽しみにしたので引退は残念だ。今後は解説や評論をやっていきたいとのことなので、NHK杯の決勝戦あたりに呼ばれないかと期待している。
 

息が長い

一時期野球も好きだったんだけど、スタメンがどんどん変わってしまって追いかけるのがしんどくなってしまった。木元も田中幸雄も実松も小笠原もいない。誰を応援すれば良いのか、と途方に暮れてしまう。
その点将棋は、好きな棋士がいつまでたっても現役で将棋を指していて素晴らしい。有吉九段なんて72歳で現役だぜ。下手したら、先に死んだファンの方が多いんじゃないか。
自分は地味に中川大輔七段が好きなのだけど、そのぐらいの(失礼)中堅棋士でもあと20年は戦い続けるだろう。渡辺竜王を応援しだしたらあと40年。本当に息が長い趣味だなあ。