東海村関係の記事を読んで、放射能関係のサイトをいろいろ見ている。あやふやで覚えていたものがきちんとした形になるのが楽しい。
チィエルノブイリとか人死にすぎ。事故後の処理をした作業員86万人のうち、14万人が死亡したとか気が遠くなる。共産主義の動員力の恐ろしさを感じる出来事だ。
 
Wikipedia核分裂の例として、

U + n → I + Y + 2n

という図が出ていて(nは中性子)、
「へー、ウランが分裂してイットリビウムとヨウ素になるんだ」
と思った。
ところが、後で調べてみたらIがヨウ素でYがイットリビウムで、2つを逆に覚えていたことが分かった。冷静に考えればヨウ素の頭文字がYであるはずもないのだけど、間違えていたわりに合わせ技で正解していたのがちょっと面白かった。
 
原子力発電をわかりやすく説明すると、燃料となるウランをたたき壊すと熱が出て、さらに飛び出た破片が周りのウランをたたき壊して熱を出して連鎖反応が起き、あとはその熱を利用して火力発電のようにタービンを回して電力を得る、ということであってると思う。
問題は、ウランをたたき壊したときに出る破片が人体の細胞も壊したり、周りの物質も放射線を出す性質に変えてしまうことなのだな。
 
危険だけど原発に頼らなきゃ電力がまかなえないのは、今の日本の政局っぽいと思った。自民党はダメだと分かっているけど、他の政党も話にならないという。
そう考えると今の日本が変わるのは、原発核融合発電に取って代わるぐらい困難なことなんだろうな、というオチはどうだろうか。