物足らない・・・。
今週は2冊。チョイスに失敗したせいで、全然読み進めませんでした。
両方ともわりと手軽な、軽めの本。そのせいで最近ヘビーなものを続けて読んだ影響がもろに出てしまい、なんだか物足りない気分になりました。こういうのをなんていうんだっけ? リバウンド? なんか違うな。強い薬になれちゃって、軽い薬には満足できないような状態になっています 。
- 作者: 柴田よしき
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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メインの死神にまったく魅力を感じないので、メリハリがなく余計長く感じます。死神の能力があまりにご都合主義で、フラフラと軸がぶれているのも面白みを減じさせた原因ではないでしょうか。
やはり死神と言えばいま話題の『死神の精度』がありますし、それと比べてしまうとかなり格が下がるかな、と。似たようなモチーフがあるとつらいですよね。
102/200
- 作者: 雫井脩介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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文体が軽妙で読みやすいのはいいのですが、主人公が父親に対してずっとタメ口なのはさすがに軽すぎだろう、と思います。お互い刑事なんだし、もうちょっとなんとかならないものか。その主人公の幼児性を強調するために挿入された母親失踪の真実とか、よく知らない女に告白して振られてみたりとか、後半に行くにしたがって物語の整合性が崩れていくのが難点です。
このごろ続けて本格派の刑事物を読んでいるせいで、どうにも細かいところに目が行ってダメでした。もっと他のタイミングなら、と思います。
103/200
また実写化かよ・・・。
映画になるらしいですね、『死神の精度』。
見ない! 絶対見ない!
見たら絶対公開するもんっ!
といいつつツタヤでこんなのを借りてしまう罠。
- 出版社/メーカー: デスペラード
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: DVD
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